2019.2.19 11:45

【球界ここだけの話(1541)】ヤクルト・村上の飛躍を“小さな大打者”も期待「『おや?』と思わせることが必要」

【球界ここだけの話(1541)】

ヤクルト・村上の飛躍を“小さな大打者”も期待「『おや?』と思わせることが必要」

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
打撃練習を終えたヤクルト・村上(右)に言葉をかける若松臨時コーチ

打撃練習を終えたヤクルト・村上(右)に言葉をかける若松臨時コーチ【拡大】

 レジェンドからの期待も背負っている。ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が沖縄・浦添キャンプで、臨時コーチを務める若松勉元監督(71)=サンケイスポーツ専属評論家=から直接指導を受ける場面があった。

 キャンプ中盤を迎えた13日。昼食会場にいた村上を若松氏が呼び止めた。「こっちに来て、一緒に青木の打撃を見てみなさい」。室内練習場でランチ特打を行う青木を見本に指摘したのはスタンス、ステップ時の右つま先の向きだった。

 「(村上には)『右足が(内側に)入りすぎる』という話をした。右足が入りすぎると左肩が正面を向くのが早く、バットが先に出てラインドライブの打球になる。バットを内側から出す感覚を大事にしてほしい」

 7日に臨時コーチとして合流後、試行錯誤を続ける村上の打撃フォームを角度を変えて観察していた。時には真横から、時には真後ろから。機を見た助言は、あえて一つに絞り込んだという。

 「何カ所も指摘すると選手が大変。1球1球、考え込んでしまうから。バッティングは、見て感じることも大切。ああだこうだと言うより、青木という一番良い見本がいるわけだからね」

 村上の潜在能力を認めるからこその助言だった。1999-2005年の監督時代には岩村明憲氏、青木を見いだし、我慢して起用を続けることで中心選手に成長させた。村上は同じように飛躍できるのか。そのために必要なのは、首脳陣に短期間で成長する姿を見せることだという。

 「練習試合、オープン戦を通じて監督、コーチに『おや?』と思わせることが必要になる。成長した姿を印象づけないといけない。たとえ結果が出ないときでも、我慢して起用し続けようと思う『根拠』を示さないといけない」

 通算2173安打、生涯打率・319を誇る『小さな大打者』も、和製大砲の飛躍を期待している。(長崎右)

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