2019.2.14 05:03

ヤクルト・村上に若さんの教え!修正フォームで鋭い打球連発

ヤクルト・村上に若さんの教え!修正フォームで鋭い打球連発

打撃練習後、若松臨時コーチ(左)の話を聞く村上。成長への糧にする

打撃練習後、若松臨時コーチ(左)の話を聞く村上。成長への糧にする【拡大】

 ヤクルト春季キャンプ(13日、沖縄・浦添)2年目で飛躍が期待されるヤクルト・村上宗隆内野手(19)が13日、沖縄・浦添キャンプで臨時コーチを務める若松勉元監督(71)=サンケイスポーツ専属評論家=から直接指導を受けた。通算2173安打、生涯打率・319を誇る『小さな大打者』が指摘したのはスタンス、ステップで右足の向きが「(内側に)入りすぎる」点。昼食時間に特打を行った青木宣親外野手(37)を参考に、スクエア(平行)に踏み出すよう助言した。

 昼食会場にいた村上を、若松氏が呼び止めた。「青木の打撃を見てみなさい」。室内練習場で特打を行う青木をお手本に、指摘したのはスタンス、ステップ時の右つま先の向きだった。

 「『右足が(内側に)入りすぎる』という話をした。青木はスクエア。右足が入りすぎると左肩が正面を向くのが早く、バットが先に出てラインドライブの打球になる。バットを内側から出す感覚を大事にしてほしい」

 7日に臨時コーチとして合流後、試行錯誤を続ける村上の打撃フォームを、角度を変えながら観察してきた。機を見た助言は、あえて右足の角度の一つに絞り込んだという。「何カ所も指摘すると考え込んでしまうから。見て感じることも大切。ああだこうだと言うより、青木という一番良い見本がいる」とポイントを挙げて観察させた。

 直後のフリー打撃で、村上はスクエア寄りに修正したフォームから鋭い打球を続けた。ドラフト1位で入団した昨季、初打席で本塁打を記録した期待の星は「試してみて、(右足を)入れているときよりも良かったと思う。もっと良くして試合につなげられるようにしたい」と前を見た。

 潜在能力を認めるからこその助言だった。三塁手は川端がコンディション不良で出遅れており、定位置奪取の好機が巡ってきている。1999-2005年の監督時代に岩村明憲氏、青木を見いだして主軸選手に成長させた若松氏は、村上に先輩同様の姿勢を求めた。

 「練習試合、オープン戦を通じて、首脳陣に成長した姿を印象づけないといけない。結果が出ないときでも、我慢して起用し続けようと思う根拠を見せないといけない」と若松氏。『小さな大打者』の一言一言が、村上にとっての大きな財産となる。(長崎右)

村上 宗隆(むらかみ・むねたか)

 2000(平成12)年2月2日生まれ、19歳。熊本県出身。九州学院高で1年夏に甲子園出場(1回戦敗退)。高校通算52本塁打。18年ドラフト1位でヤクルトに入団し、内野手に転向。プロ初打席で本塁打を放った。昨季成績は6試合に出場し、打率.083、1本塁打、2打点。188センチ、97キロ。右投げ左打ち。独身。年俸800万円。背番号55。

キャンプ日程へ

  • 特守に励むヤクルト・村上=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 打撃練習に臨むヤクルト・村上=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 早出のトレーニングでボールを手に跳び上がるヤクルト・村上(左から2人目)ら=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 特打で打撃投手を務めるヤクルト・小川監督=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 打撃練習に臨むヤクルト・青木=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • ブルペンで投球するヤクルト・清水=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 握手を交わし笑顔を見せる掛布氏(左)とヤクルト・小川監督=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 休日明け、散髪して登場したヤクルト・青木=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • バレンティンに頭を触られるヤクルト・青木=沖縄(撮影・長尾みなみ)
  • 若松氏の指導後のヤクルト・村上
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