2019.2.12 05:03

阪神D1・近本、『非凡』打のち…あぁ凡プレーだ「ケアレスミス」

阪神D1・近本、『非凡』打のち…あぁ凡プレーだ「ケアレスミス」

特集:
2019新人情報
一回、藤浪(手前)の速球を左前へ弾き返す近本。センスあふれる打撃だ(撮影・山田喜貴)

一回、藤浪(手前)の速球を左前へ弾き返す近本。センスあふれる打撃だ(撮影・山田喜貴)【拡大】

 阪神春季キャンプ(11日、沖縄・宜野座)晴れのち雨の一日…。D1位・近本は指揮官をうならせる非凡な打撃を見せたが、最後はボーンヘッドでゲームセット。試合後は自戒とともに、表情を引き締めた。

 「(安打は)狙い球じゃなくて、当てることで精いっぱいでした。よかったです。(最後のシーンは)自分のケアレスミス。準備がしっかりできていなかった」

 まずは一回の打席だ。藤浪に速球2つで追い込まれたが、1ボールを挟んで4球目。外寄り151キロにバットを合わせ、三遊間を抜ける技ありの一本だ。さらに続く鳥谷の打席の初球で二盗に成功。「前(7日の紅白戦)は初球で走れなかったので、きょうは絶対に走ろうと思っていた」と狙い通りだった。

 矢野監督も「非凡なものがあるなと思った」と絶賛。「バットも振れずに追い込まれて…というパターンはアウトになる確率は高い。(その状況で)自分のポイントに引きつけて打てるっていうのは、自分の形を持っている。実戦になると持ち味を出して、面白いなと思う」と、ポイントが近い打撃を評価した。

 ただ…痛恨は最終の六回だ。1死から四球を選ぶも、続く中谷の打席で2死と勘違い。二飛で二塁を蹴って三塁まで猛進してしまい、ため息交じりの中で試合終了に。清水ヘッドコーチは「特に(本人と)話してない。言わないほうが響くこともある。同じことはないようにしてもらいたい」と“無言のゲキ”で猛省を促した。

 「アマチュアのときも勉強していましたが、教えてもらう技術も多い。まだ速くなれる。スタート、スピード、スライディング、全部ですね」と近本。日々どん欲に成長中。この日の手応えと反省は、必ず次への糧にする。 (大石豊佳)

キャンプ日程へ

  • 六回、アウトカウントを勘違いして爆走してしまった近本(右)
  • 紅白戦の6回、中谷が内野フライに倒れた際、一走の阪神D1・近本はアウトカウントを間違え三塁近くに到達。ダブルプレーとなり肩を落とす=沖縄(撮影・山田喜貴)
  • 紅白戦の6回、中谷が内野フライに倒れた際、一走の阪神D1・近本はアウトカウントを間違え三塁近くに到達=沖縄(撮影・山田喜貴)
  • 阪神・近本の実戦アットバット
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 阪神
  5. 阪神D1・近本、『非凡』打のち…あぁ凡プレーだ「ケアレスミス」