2019.2.12 19:02

【球界ここだけの話(1534)】西武・秋山は稲葉監督から大きな信頼、メジャー挑戦と五輪はどうなる?

【球界ここだけの話(1534)】

西武・秋山は稲葉監督から大きな信頼、メジャー挑戦と五輪はどうなる?

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侍ジャパン
サンスポ記者の球界ここだけの話
視察に訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督(左)と談笑する西武・秋山翔吾外野手

視察に訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督(左)と談笑する西武・秋山翔吾外野手【拡大】

 日本代表トップが揺るぎない信頼感を口にした。6日に「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(46)が、昨年11月の日米野球で大量6人を選出した西武の宮崎・南郷キャンプを訪問。約1時間半という限られた時間の中、多くの選手は軽くあいさつを交わす程度だったが、秋山翔吾外野手(30)とは投内連係が行われている室内練習場の一角で、約20分間も話し込んだ。

 「翔吾とはオフの間も電話でジャパンのことを唯一相談できる選手。経験も豊富だし、ジャパンに対する思いも持っている。私の野球観、思いも彼に理解してもらっています。先頭に立ってやってほしいし、首脳陣と選手の架け橋、そういう大きな役割をしてほしい」

 来年、自国開催となる東京五輪を迎えるにあたり、2017年7月に発足した稲葉ジャパンで、秋山は一選手を超える存在となっている。一方で試金石としていた昨年11月の日米野球では、5試合で打率・350、7打点をマーク。「挑戦したい気持ちが出てきた」と、今オフのメジャー挑戦が、新たな選択肢として加わったことを明かした。言わずもがな、メジャー挑戦となれば、大リーグは五輪への選手派遣に消極的なため、東京五輪の出場は難しくなる。稲葉監督は「彼の思いは聞いているし、夢は応援してあげたい。だけど、当然必要。このオフどうなるか分からないけど、いろいろな話をしていきたい」と、複雑な思いを吐露した。

 これまで「代表は選ばれるだけで財産」と語ってきた秋山。今後の日本代表についても「選手が選ばれたことを光栄に思って代表にいけるのが一番いい。ジャパンとしてチームを組むときに稲葉監督が遠慮するようなことだと、日本の代表を選ぶにあたって寂しい」と熱い思いを口にした。

 『稲葉さんを世界一の、金メダルの監督にしたい気持ちはある。日本でやる意義として五輪はもちろん頭にある』。一方で、来年4月に32歳となることを踏まえ、『今年、成績を残せず、その後ということは現実的じゃない。(メジャーに)行くのであればラストチャンス』とも。

 責任感の塊のような男が立つ野球人生の大きな岐路。その心の機微を見逃さないようにしたい。(花里雄太)

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