2019.2.11 10:00

聖光学院・衛藤、4年後のプロ入りへ「下半身強化してコントロール磨く」/東北スポーツ

聖光学院・衛藤、4年後のプロ入りへ「下半身強化してコントロール磨く」/東北スポーツ

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東北スポーツ
春から関学大に進学する衛藤。聖光学院では2度の手術を乗り越え、甲子園で好投した (撮影・葉山理)

春から関学大に進学する衛藤。聖光学院では2度の手術を乗り越え、甲子園で好投した (撮影・葉山理)【拡大】

 高校野球の名門・聖光学院(福島)の最速146キロ右腕、衛藤慎也投手(3年)は、今春から関西学生リーグの強豪・関学大へ進学する。

 けがを通じて、自身と向き合い続けた高校生活だった。疲労骨折のため2年夏、3年春と2度、右肘を手術。今も右腕には、手術で埋め込んだボルトが入ったままだ。苦難を乗り越え、2度の甲子園出場を果たした。

 「けがから、いろいろと学んだ3年間だった。リハビリ期間中には、控えの選手といろんな話をして、自分がどういう人間になっていかないといけないのかを学んだ。人間的に成長できた」

 衛藤がエースを務めた前チームは“最強世代”と呼ばれた。2017年の秋季大会で東北大会を初制覇。昨夏の福島大会では、戦後最長となる12連覇を達成した。甲子園では初戦の2回戦で、報徳学園(東兵庫)と対戦。優勝候補に2-3で敗れた。

 先発した衛藤は9安打3失点で完投。「ベストなピッチングができた。悔いは残っていない」と粘りの投球で好投した。しかし高校屈指の好打者、小園(広島D1位)に3本の二塁打を許し「今まで投げてきて強打者はたくさんいたが、『次元が違う』と感じた」と舌を巻いた。

 大学では故郷の兵庫県に戻る。「技術的に、まだまだ未熟。体の基礎作りからしっかりやりたい。下半身を強化して安定させて、コントロールを磨きたい」。一から鍛え直し、4年後のプロ入りを目指す。 (葉山理)

衛藤 慎也(えとう・しんや)

 2001(平成13)年1月17日生まれ、18歳。兵庫・尼崎市出身。武庫北小1年から武庫北野球ジュニアファイターズでプレーを始め、小3から武庫西パイレーツに在籍。常陽中では尼崎北シニアに所属。聖光学院では2年秋からベンチ入りし、同東北大会から背番号1。甲子園に2度(3年春夏)出場した。176センチ、74キロ。右投げ右打ち。家族は母、弟、妹。

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