2019.2.8 05:02

ワンポイントができなくなる!?MLBと選手会、投手に打者3人との対戦義務化を議論

ワンポイントができなくなる!?MLBと選手会、投手に打者3人との対戦義務化を議論

 【ロサンゼルス6日(日本時間7日)=共同ほか】米大リーグ機構(MLB)と選手会が、投手の打者3人との対戦を義務化するルール変更(イニング終了の場合は除く)を議論していると米メディアが報じた。選手会は反対の姿勢だが、実現すればワンポイントのリリーフ登板や救援投手を先発起用する「オープナー」への影響は必至で、各球団は戦術やチーム編成の見直しが迫られる。

 AP通信によると、昨季はメジャー全30球団の平均打率が1972年以来最低となった。打者1人で降板した投手は一昨年の1119人に対し、昨季は1145人に増加。投手交代は試合進行を遅らせるだけに、時短を目指すMLBには一石二鳥で、早ければメジャーで来季、マイナーでは今季から導入される。

 かつては日本球界でも元西武の永射、元広島の清川、元阪神の遠山らワンポイントの変則左腕が左の強打者と名勝負を繰り広げた。米球界で正式にルール変更となれば、日本野球にも影響が出る可能性はある。

 2014年に捕手と走者の衝突を防ぐために実施されたコリジョンルールがメジャーで導入されると、日本は16年から実施。外野フェンス沿いの打球判断やクロスプレーの判定で映像を使ってリプレー検証するチャレンジ制度(日本ではリクエスト)や申告敬遠も18年から実施している。今回のルール変更はチーム編成や投手起用法が大きく左右されるだけに、議論の行方には注目が集まる。

最低3人の打者との対戦を義務づけるルール変更についてヤクルト・小川監督「(現場としては)困るよね。戦力的な部分もあるので。対応はできるだろうけれど、勝ちにつなげるという点では難しい部分が出てくる」

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