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ヤクルト・山田哲、壮絶ノック264本!「菊池さんの高い壁越える」

ヤクルト・山田哲、壮絶ノック264本!「菊池さんの高い壁越える」

特集:
山田哲人
特守を終えた山田哲(右)は充実の表情で宮本ヘッドと言葉を交わした(撮影・長尾みなみ)

特守を終えた山田哲(右)は充実の表情で宮本ヘッドと言葉を交わした(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 宮本ヘッドから「(グラブの)先っちょだぞ、芯で捕れ」「きついふりはいいよ、ふりは」などと厳しい声を浴びて1時間、休みなく受けたのは計264本。そのうち、捕球できなかったのは1本のみだった。「疲れているときこそ粘り強く。おろそかにしないようにという気持ちだった」。現役時代、ゴールデングラブ賞を10度受賞した名手、宮本ヘッドは「足は動いていた」と評した。

 過酷な鍛錬の先に山田哲が見据えるのは、自身初となる守備の栄冠だ。

 「すごく高い壁だけど、菊池さんを越えないとゴールデングラブ賞はないと思う。打撃だけじゃなく、守備でもチームに信頼されたい」

 チームからは2015年の畠山(一塁手)、川端(三塁手)、中村(捕手)以来、3年連続で受賞者が出ておらず、二塁手部門は菊池涼(広島)が13年から独占する。昨季は次点とはいえ、菊池涼が256票を得たのに対して、20票と大差をつけられた。

 その差を埋め、受賞に必要になるものを問われると、山田哲は「当たり前のプレーを当たり前にアウトにした上での応用、対応力。菊池さんは難しい体勢でも、アウトにする部分が評価されている。そこが今の差。難しい体勢でもアウトにするプレーを意識してやっていきたい」と冷静に自己分析した。7日には早くもキャンプ初実戦となる紅白戦に出場を予定するなど、貪欲に向上を図る。

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  • 山田哲は宮本ヘッドが降らせる“ノックの雨”に右手を泥だらけにして食らいついた。この苦しみが秋の戴冠につながる(撮影・長尾みなみ)
  • 山田哲は1時間休みなく打球を受け続けてこの表情。乾いた体に水が染みわたる
  • 特守でノックを受けるヤクルト・山田哲=浦添(撮影・長尾みなみ)
  • 特守でノックを受けるヤクルト・吉田=浦添(撮影・長尾みなみ)
  • セ・リーグ過去10年のゴールデングラブ賞二塁手部門
  • セ・リーグの今季正二塁手候補
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