2019.1.22 05:02

阪神・隼太、稀勢魂で143試合出る!若手も福留さんも糸井さんも寄り切る

阪神・隼太、稀勢魂で143試合出る!若手も福留さんも糸井さんも寄り切る

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福留孝介
糸井嘉男
伊藤隼はつり下げティー打撃をする。ソフトバンク・柳田もやっていた練習方法だ(撮影・二星昭子)

伊藤隼はつり下げティー打撃をする。ソフトバンク・柳田もやっていた練習方法だ(撮影・二星昭子)【拡大】

 稀勢の里魂で定位置取る! 阪神・伊藤隼太外野手(29)が21日、姫路市内のウインク球場で自主トレを行った。これまで何度も相撲観戦に足を運んでいる好角家で、特に初場所4日目に引退した横綱稀勢の里(32)には胸を熱くしてきた。今季は勝負の30歳シーズン。愚直なまでに真っ向勝負を貫いた横綱を見習い、定位置取りへ突き進む。

 正攻法で一瞬の勝負にかけた和製横綱の志に、自身の歩む道を重ねた。レギュラー奪取へ、愚直に前へ出続ける。伊藤隼が姫路市内で自主トレを行い、稀勢の里魂で全143試合出場へ挑む決意を示した。

 「引退は残念ですが、自分も稀勢の里関のように絶対に逃げない姿勢でやっていきます。143試合全てで頭から出るということは、それだけチームに信頼されていること。そこをひとつの目標にしたい」

 大ファンだった横綱は初場所4日目で引退してしまったが、決して引かずに真っ向勝負を貫く姿勢には、観戦の度に胸を打たれてきた。昨季自己最多96試合に出場もスタメンは23試合。ベンチを温めた分だけ、悔しい思いも味わった。競技の枠を超えて学んだ心の強さで、全試合出場の壁に真っ向勝負で挑む。

 今年5月に30歳を迎える新シーズンへ「30歳でダメだったら先がないくらいの気持ち」と強い覚悟でオフを過ごす。単身で米ロサンゼルスにも渡り、ナバーロと過酷な坂道ダッシュなどで下半身を鍛えてきた。この日もノックやティー打撃で精力的に汗を流した。

 さらにソフトバンクの柳田も使用した、ボールをつり下げてティー打撃を行う“秘密兵器”もお披露目。昨年末から試験的に取り入れており「バットの出し方、とらえ方の引き出しを増やす意味でいいと思います」。ワニのように四つんばいで歩くトレーニングも披露して、さまざまなメニューに取り組んだ。

 外野の定位置は福留、糸井に加え中谷、高山、D1位・近本光司外野手(大阪ガス)らとの激戦が待ち受けるが、そこを勝ち抜くために、貪欲に取り入れていく。

 「若い選手の方がチャンスは多いかもしれませんが、負けるつもりはない。1日1日、1球1球を大事にしていきたい」と気合十分。定位置奪取へ、待ったなしだ。 (新里公章)

  • 大ファンだった稀勢の里は残念ながら引退。だが、その戦いぶりは忘れない
  • 伊藤隼は四つんばいになりワニのように歩く。全身を連動させる練習だ
  • ティー打撃する阪神・伊藤隼=兵庫県姫路市
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