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【帰ってきた!ダンカンが訪ねる 昭和の侍】高木由一さん、昭和の「とっつぁん」

【帰ってきた!ダンカンが訪ねる 昭和の侍】

高木由一さん、昭和の「とっつぁん」

3日はダンカン氏(右)の誕生日。カフェから還暦祝いのボードを贈られ、高木さんとハイポーズ (撮影・山口泰弘)

3日はダンカン氏(右)の誕生日。カフェから還暦祝いのボードを贈られ、高木さんとハイポーズ (撮影・山口泰弘)【拡大】

 今回登場していただく高木由一さんこそ、まさにこの『昭和の侍』にピッタリ!! 「根性」「ひたむき」「質素」という昭和中の昭和の野球人である。「とっつぁん」と呼ばれた風貌も、さらには内容も限りなく懐かしい昭和のモノであり、対談場所となった海老名のおしゃれなカフェ(44 APARTMENT)は明らかにミスマッチだった…。

 --高木さんといえば相模原市役所から後に大洋の4番打者にもなった、まさにアメリカンドリームならぬショーナン(湘南)ドリーム男ですよね?

 「いや、冷やかしで入団テストを受けたら当時ヘッドコーチの青田さんの目に留まっちゃいましてね…」

 --青田昇さん!? 俺、生前に仲が良かったんですよ!! わがままだけど選手を見る目は確かな人でした

 「だから、悩んだんですよ」

 --地味な公務員から華やかなプロ野球選手になれるのに何を悩む必要があるんですか?

 「逆ですよ。公務員なら安定している。それがプロ野球で働けず、クビになったら周囲から笑い物にされる」

 --で、出たー。昭和の発想!! で?

 「1カ月悩んで胃を壊して病院へ行き、先生に相談したら、止めなさいということで球団に断りました」

 --憧れのプロ野球を胃が痛いって断念しますか? 病院の先生が絶対って…。どこまで昭和なんですか

 「それでも球団が諦めてくれなくて…」

 --まさか神主に決めてもらったとか?

 「いえ、父親に相談したら、昔は徴兵制で2年兵隊に行ったものだ。軍隊に入ったつもりで2、3年行って来い!」

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  • テスト入団で大洋の4番まで上り詰めた高木さん。引退後は古巣で打撃コーチを歴任した
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