2019.1.9 13:00

【球界ここだけの話(1504)】ヤクルトD1位・清水の投球が楽しみ、謙虚で繊細もマウンドでは「真逆の性格」

【球界ここだけの話(1504)】

ヤクルトD1位・清水の投球が楽しみ、謙虚で繊細もマウンドでは「真逆の性格」

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新人合同自主トレでキャッチボールをするヤクルト・清水

新人合同自主トレでキャッチボールをするヤクルト・清水【拡大】

 ヤクルトの2軍施設がある埼玉・戸田球場で取材を終え、昼食に行こうとしたときだった。会社から支給されているスマートフォンがない…。取材中に落としたのだと気づき、誰もいなくなったグラウンドを探し回った。だが、1時間以上たっても見つからない。

 途方に暮れているとドラフト1位・清水昇投手(22)=国学院大=らルーキーが自主トレにやってきた。グラウンドでスマホを落としてしまったことを清水に伝えると「見つけたらいいますよ」と笑顔。そして数分後には「これですか?」とベンチに転がっていた紛失物を手渡してくれた。記者が1時間以上探しても見つからなかったものを、清水はグラウンドにきて数分で発見。安堵(あんど)、感謝の気持ちと同時に清水のあまりの視野の広さに驚かされた。

 練習後はサインや写真撮影を求めるファン全員に優しく対応。取材をしようと近くで待っていた記者には「お待たせしてすみません」と一言。周りが見えていて、謙虚な姿勢に感銘を受けた。

 毎年、多くのルーキーが『新人王』を目標に掲げる中、清水はあえて口に出さない。「今までもあまり大きいことはいわないで、1つ1つ目の前のことをやってきたので」と新たな環境に身を置いても、周りに流されることなく地に足をつけている。

 自身の性格を「繊細できちょうめん、おとなしい」と分析するが「周囲の人には野球では真逆の性格っていわれるんです」と語った。マウンドに上がると人が変わったように気迫を前面に出すスタイルになり、負けず嫌いのスイッチが入るという。

 最速151キロの直球に加えてスライダー、ツーシーム、フォークボール多彩な球種を持つ右腕は東都大学リーグで4年春に最優秀防御率に輝いた。その投球を早く見てみたいという思いと同時に、マウンド上での表情やしぐさにも注目してみたくなった。(横山尚杜) 

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