練習する広島・大瀬良=マツダスタジアム室内練習場(撮影・加藤孝規)【拡大】
広島の大瀬良大地投手が8日、マツダスタジアムで自主トレーニングを公開した。昨季、15勝(7敗)を挙げて最多勝と勝率第1位の2冠に輝いた右腕投手は「また始まるなという気持ち。しっかりとオフシーズンの気持ちを切り替えて、戦闘モードでやっている」と気合十分だった。
この日は室内練習場で戸田とインターバル走などで汗を流した。6年目の今季はエースの称号をほしいままにすべく「完全な信頼を得られる1年にしたいと思う。ここぞのところで任せられるような投手になりたい」と力強く宣言した。
目標に掲げる「200投球回」達成へ、球速や球威の低下を感じていたセットポジションのフォーム改良に取り組んでいる。「グラブの高さとか、いろいろと変えてやっていこうと思っている。クイックなので難しいところではあるけど、難しいで終えてしまうと成長がないので」と意欲的に話した。