偶然、同じ新幹線で到着したD1位・甲斐野(右)とD2位・杉山。杉山は洗濯かごを持参!?【拡大】
ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野央投手(22)=東洋大=ら新人6選手が7日、福岡・筑後市の若鷹寮に入寮した。
甲斐野は「新幹線の中でも緊張しました。レベルもすごく高くて練習内容も厳しくなると思うので」と気を引き締めて到着。「新たな気持ちで」と少なめの荷物で現れたが、最寄り駅でバッタリあった同2位・杉山一樹投手(21)=三菱重工広島=に、唖然(あぜん)。洗濯かごを右手にぶら下げて登場した杉山に「なんか、かごを持った変なやつが…」と拍子抜けした。
杉山は「甲斐野さんに面白さでは負けないように。楽しみです。不安はまったくないです」と常に笑顔。対照的な2人の姿が周囲を和ませた。
同3位・野村大樹内野手(18)=早実高=は王貞治球団会長(78)について書かれた「名将・王貞治 勝つための『リーダー思考』」を持ち込んだ。「年間100冊は読みます」という読書家の厳選の1冊。「24時間、打ちたいときに打てるので」と隣接の室内練習場に目を輝かせた。