2019.1.1 13:00

【球界ここだけの話(1496)】西武・秋山、小泉進次郎氏と交流 野球教室で4年連続の“対戦”

【球界ここだけの話(1496)】

西武・秋山、小泉進次郎氏と交流 野球教室で4年連続の“対戦”

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
野球交流会で対決した小泉進次郎衆院議員(左)と握手をかわす西武・秋山翔吾外野手

野球交流会で対決した小泉進次郎衆院議員(左)と握手をかわす西武・秋山翔吾外野手【拡大】

 未来の首相候補から希代の安打製造機に送られたエールは、そっくりそのまま、日本のスポーツ界への問いかけだった。

 「秋山くんには楽しそうにやってほしい。野球少年が、もともと持っている純粋な、野球に対する楽しさというのを発散させるプレーを期待しています」

 先の言葉は、昨年12月24日に神奈川・横須賀市で行われた野球教室で、小泉進次郎衆院議員(37)から、西武・秋山翔吾外野手(30)に掛けられたものだ。二人の地元で行われる野球教室は年末の恒例行事。4年連続の“対戦”では、秋山が小泉氏から3年ぶりの本塁打を放ち、子どもたちの前で面目を保った。小泉氏も、もともとは野球少年だ。神奈川・関東学院六浦高では二塁手としてプレーし、3年春の県大会で8強に進出。この日は赤いウエアをまとって、「大谷vs秋山のイメージでした」と話し、秋山との対戦を楽しんだ。

 一般的に秋山には「打撃の求道者」というイメージが強い。一方で小泉氏は“仮装”したエンゼルス・大谷を「心から野球を楽しんでプレーしている。二刀流も周りが騒いでいるだけで、彼にとっては昔と変わらない。野球少年がそのままメジャーにいったみたい」と形容した。

 気づけば“演説”は熱を帯びた。「日本のスポーツ文化は変わらないといけない。スパルタの先にあるものに光を見いだせというスポ根。これからはそれだけじゃダメ。楽しいから長続きする。打つのが楽しい。守るのが楽しい。投げるのが楽しい。あんなに楽しそうにやっているプロ野球って、どんなに楽しい世界なんだろう、という風に子どもたちが思って、ファンになっていくと思う」。わずか数分だったが、本職を思わせるほどの熱い提言だった。

 2018年のスポーツ界は、平昌冬季五輪での日本勢のメダルラッシュやサッカーW杯ロシア大会での日本代表の快進撃に沸く一方で、アメフトの悪質タックル問題、体操界でもパワハラ騒動が起こるなど、揺れに揺れた。平成が幕を閉じる新たな年は、スポーツの持つ本来の楽しさ、素晴らしさ、感動が全面にクローズアップされるような1年となることを願いたい。(花里雄太)

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 西武
  5. 【球界ここだけの話(1496)】西武・秋山、小泉進次郎氏と交流 野球教室で4年連続の“対戦”