2018.12.20 10:00(1/5ページ)

【平成の真実(19)】平成10年「横浜ベイスターズ38年ぶりリーグV&日本一」

【平成の真実(19)】

平成10年「横浜ベイスターズ38年ぶりリーグV&日本一」

特集:
平成の真実
甲子園球場で行われた平成10年10月8日の阪神戦。リーグ優勝を決め、佐々木(右)と谷繁はマウンド上で抱き合った

甲子園球場で行われた平成10年10月8日の阪神戦。リーグ優勝を決め、佐々木(右)と谷繁はマウンド上で抱き合った【拡大】

 20年前、横浜の街は熱く盛り上がった。平成10(1998)年のプロ野球界を席巻したのは横浜(現DeNA)の『マシンガン打線』だった。権藤博監督=当時59歳=のもと、打ち出したら止まらない強力打線を武器に1960年以来、38年ぶり2度目となるセ・リーグ制覇を果たし、日本一となった球史に残る最強軍団。同年のセ首位打者、日本シリーズの最高殊勲選手(MVP)に輝いた鈴木尚典氏(46)が、その“強さの秘密”を明らかにした。 (取材構成・湯浅大)

 驚きの大号令から伝説のシーズンは始まった。

 「俺のことを監督と呼ぶな!」

 就任1年目の権藤監督が、最初の全体ミーティングで選手たちに伝えた。当時「3番」を担い、現在は球団の野球振興・スクール事業部に所属する鈴木は「僕は権藤さんが監督を務めた3年間、一緒にやらせていただきましたが、一度も監督と呼びませんでした」と打ち明ける。

 当時26歳で主力野手の最年少だったが、監督がつくり出す自由な空気の中で伸び伸びとプレーできた。最終成績は打率・337、16本塁打、87打点。セ首位打者、日本シリーズMVPに輝いた。

 同年のチーム打率・277、1304安打、607打点は12球団トップ。100本塁打は同8位タイと一発のある選手こそ少なかったが、打ち出したら止まらない切れ目のない打線は『マシンガン』にたとえられた。

【続きを読む】

  • 元横浜ベイスターズ・鈴木尚典氏
  • 横浜・野村
  • 横浜・石井
  • 横浜・鈴木尚
  • 横浜・ローズ
  • 横浜・進藤
  • 横浜・平成10年の主な投手陣容
  • 平成10年のセ・リーグ順位表
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. DeNA
  5. 【平成の真実(19)】平成10年「横浜ベイスターズ38年ぶりリーグV&日本一」