2018.12.8 05:02

ソフトB、浅村も西も獲得失敗…三笠本部長「ご縁がなかった」

ソフトB、浅村も西も獲得失敗…三笠本部長「ご縁がなかった」

 時刻は西と阪神の交渉の真っ最中だった。福岡では、ソフトバンク三笠球団統括本部長が報道陣を集めた。午前中の代理人からの電話連絡を受けて“敗北”の事実を明かした。

 「残念です。誠意を尽くしてきましたが、今回はご縁がなかった」

 右腕とは交渉が解禁された11月15日に席に着いた。4年総額15億円以上を用意した条件は、3度の交渉で20億円を超えたとみられる。圧倒的な資金力、日本一に近いチームという魅力も生かせず、西武から楽天入りを決めた浅村に続くダブルショックに終わった。

 「こういう可能性もある。すべてうまくいくわけではないという前提」

 同時にFA交渉に失敗するのは初の屈辱だ。それでも反省は二の次。「それはまたゆっくり。まず、(現有)戦力をどう充実させるか。もともと補強と育成のバランスで強化している。有望な若手もいます」と前を向いた。

 西からの連絡前に、工藤監督は福岡空港から台湾に向かった。ウインターリーグに参加している8選手の視察で、現地では食事会も開いて激励。9日に帰国し、10日からハワイ旅行。ハードスケジュールで若手の発掘と底上げに本気だ。

 「秋季練習でやったことが、実戦でどうなるのか。いいものをみせてくれたら(春季キャンプは)A組(1軍)でという話にもなるかもね」

 常勝軍団の土台である資金力は思わぬ結果に終わった。ドラフト以外の補強はなく、来季はもうひとつの力が問われる。 (安藤理)

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