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【小早川毅彦のベースボールカルテ】複数年の弊害も…選手は慎重に選択を

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

複数年の弊害も…選手は慎重に選択を

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ
日本ハムへ移籍が決まった金子千尋

日本ハムへ移籍が決まった金子千尋【拡大】

 近年は年俸が野球協約の定める減額制限(1億円超は40%まで、1億円以下は25%まで)を超えて、億単位で下がる選手がいる。多くが複数年契約が切れた選手。今オフもオリックスとの4年契約が満了した金子が6億円から5億円減を提示され、自由契約を申し出た。新天地の日本ハムでの復活を願うばかりだ。

 大減俸が増えたのは、球団の交渉役がよく替わることも一因ではないだろうか。私の現役時代は2年目のオフから13年目を終えて広島を退団するまで、ずっと広島商高出身の元投手、上土井(かみどい)勝利・球団本部長が担当だった。指導者や解説者への転向を打診され、現役続行を希望してヤクルトへ移籍する際にも話をつけてくれた。

 付き合いが長いと、信頼関係が生まれる。ある年は広島弁で「あの時は(昇給を)我慢してもらったからのお」、ある年は「あの時は譲歩してやったからのお」と腹を割って話してくれたので、チームのことを考えて減額提示も素直に受け入れられた。だから、一度も保留したことがない。

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