2018.12.3 10:00

富士大・村上、新日鉄住金かずさマジック入り決断/東北スポーツ

富士大・村上、新日鉄住金かずさマジック入り決断/東北スポーツ

特集:
東北スポーツ
村上(左)は4年間ともに戦った鈴木とエールをかわした (撮影・井上幸治)

村上(左)は4年間ともに戦った鈴木とエールをかわした (撮影・井上幸治)【拡大】

 北東北大学野球リーグ・富士大の右腕エース、村上英投手(4年)が、来春から社会人野球の新日鉄住金かずさマジック(君津市)に進むことが2日、分かった。村上は「都市対抗で優勝し、大学で果たせなかった日本一になる。3年を視野に、ドラフト1位でプロに行きたい」と決意表明。3日からチームに合流する。

 最速148キロの速球とツーシーム、フォークボールが武器。4年春に4勝、防御率0・64でMVP、ベストナインをダブル受賞。4年秋も2勝を挙げ、富士大のリーグ10連覇の原動力となった。

 かずさマジック加入は「市民球団として応援の温かみを感じるし、野球教室など地域貢献活動も充実。プレー以外にも大切なことを学べる」。練習に参加した際に対面した栃木出身の先輩で元ロッテの渡辺俊介コーチ兼投手(42)の「一緒にやろう」との言葉に決意を固めた。

 今春には都市対抗を観戦した。「応援はすごいし、選手の1球への執着心を感じた。1年目から即戦力となり、日本一を手土産にプロへ行く」と胸を躍らせた。

 岩手を離れた11月30日、楽天D8位の同期、鈴木翔天投手(4年)とキャッチボールを行った。「野球を続ける同期たちに負けたくない。追いつき追い越す」と刺激をもらった。村上が岩手で培った力を礎に、新たなステージで飛躍する。 (井上幸治)

★「反骨心力に」先発で勝負

 村上はこれからの起用法について、チーム側に先発希望を伝えたという。「いったからにはしっかりやらないといけない」と、自らに重圧を掛けて練習に取り組んでいる。今春はエース鈴木が左肘痛で離脱する中、先発で結果を残した。「責任感と(ドラフト候補だった鈴木への)反骨心が力になった」。社会人でも強い気持ちで先発の座を勝ち取る。

村上 英(むらかみ・ひで)

 1996(平成8)年8月12日生まれ、22歳。栃木・真岡市出身。壬生東小2年から壬生東クラブで野球を始め、南犬飼中では軟式野球部。宇都宮南高(栃木)から富士大に進み、2年春からベンチ入り。4年春に最優秀防御率、最優秀選手賞、ベストナイン。リーグ戦通算8勝。1メートル82、89キロ。右投げ右打ち。家族は両親、妹。

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