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阪神・川藤OB会長、OB総会で異例注文「社長!焦らんといてください」

阪神・川藤OB会長、OB総会で異例注文「社長!焦らんといてください」

揚塩球団社長(右)と話す川藤OB会長。異例の注文を突きつけた(撮影・榎本雅弘)

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 川藤節、炸裂! 阪神のOB総会、懇親会が1日、大阪市内のホテルで開催され、川藤幸三OB会長(69)は壇上から阪神・揚塩健治球団社長(58)に異例の注文。大補強中の宿敵・巨人を独特の言い回しで皮肉り、「社長! 焦らんといてください!」と、腰を据えてチームを作ることを懇願した。

 川藤OB会長が就任して、はや9度目。ここまで“弾けた”のは久しぶりだった。壇上からターゲットに定めたのは揚塩球団社長。激しくも、優しいメッセージだった。

 「堅苦しい話は一切しません。今回、(矢野)新監督になりまして、ひとつだけ注文があります。社長! 焦らんといてください!」

 決して揚塩社長がせっかちな性格というわけではない。川藤会長が言いたかったのはチーム作りのこと。補強に頼り、目の前の結果を求めては、本当に強いチーム作りはできない。長期的なスパンでやることが、真の常勝軍団となる。その思いは丸や炭谷、新外国人・ビヤヌエバらの大補強を実現させた宿敵・巨人に向けられた。

 「よそサマの訳の分からん球団が、相も変わらず、ああいう補強もしていますが、今こそ、逆にどしっと腰を据えて、本当の将来のタイガース、その礎を矢野燿大監督の下でしっかりと作っていただければと」

 オリックスからFAとなった西を獲得できたとしても、それはあくまでプラスアルファという考え。「確かに(西の)10勝はうれしい数字やけどなぁ。藤浪以下の若い連中が現実にそれだけの要素を持った投手が多いんやから、これを育てる方が一番大事や」。金本前監督は昨オフに新たに3年契約を結んだばかりで、事実上の解任。志半ばでの退任となっただけに、金本虎と同じ轍を踏ませてはいけない。現場の指揮官は常に結果を求める中で、育成も必須。だからこそ揚塩社長らの忍耐も試されるというわけだ。

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