2018.11.30 05:00(1/2ページ)

【虎のソナタ】「何事も“深刻に”やるとあかん」

【虎のソナタ】

「何事も“深刻に”やるとあかん」

特集:
虎のソナタ
球団が引退を発表した藤村。オフの練習を見極めた上で決断するはずだったが…

球団が引退を発表した藤村。オフの練習を見極めた上で決断するはずだったが…【拡大】

 最近、我がサンスポのトラ番キャップ阿部祐亮の長男・遙斗(小1)はすっかり“虎党ウイルス”に侵されているらしい。

 「僕が毎日、苦虫を噛みつぶしたような顔ばかりしているからなのかなぁ…実にいろんなことを聞いてくるんですヮ」

 それがどこやらの運動部長や編集局長のように結構するどいところを突いてくるのだ。「パパ、新聞にも書いてるけど、矢野監督になって、来年こそ優勝って。優勝しなかったパパどうする?」。返事に困った阿部は「そりゃあゴメンナサイというョ」。(愛息は日頃、パパが愛妻に平身低頭の姿をよくみているらしい…)コレ以上は生々しくて書けない。無邪気な子供の質問には残忍性も潜む。

 こんな時に阿部は心の中で呪文のように次のような言葉を唱える。

 「何事も“真剣に”やらんといかんけど“深刻に”やるとあかん」

 別に大本山ナントか寺の教えの話ではない。阿部はつい先日、園田競馬、姫路競馬場で実況中継を担当している名物アナ吉田勝彦氏(81)をひょんなことから紹介されたそうだ。前言の2項目は吉田アナのトツトツとした口調のなかから自然にほとばしり、それが阿部の心にも響いてとても参考になったのだ。

 だからといって阿部はすぐ妥協したり、デスクに連絡をとるときにわざと“疲れた声”をだしているわけでは断じてない。吉田アナは81歳。独特の口調と人間味で園田&姫路の実況アナとして「知る人ぞ知る名人」なのである。

 阿部はその“領域”にいつか達したい…と思いつつ連日、寒さの中を走る。ネタをもとめて徘徊し、ときおり“吉田節”を思い出して頑張っているという。

 なぜか、彼はこの11月29日に突然、どこかで張り込みをしながらそんな電話を大阪・難波の編集局窓際の「虎ソナ班」にかけてきたのです。

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