2018.11.29 05:00

ヤクルト・寺島、新フォームでプロ1勝だ!2年目終え勝利なし…危機感ヒシヒシ17年ドラ1左腕

ヤクルト・寺島、新フォームでプロ1勝だ!2年目終え勝利なし…危機感ヒシヒシ17年ドラ1左腕

寺島が契約を更改し、神妙な顔つきで来季への決意を示した(撮影・横山尚杜)

寺島が契約を更改し、神妙な顔つきで来季への決意を示した(撮影・横山尚杜)【拡大】

 ヤクルト・寺島成輝投手(20)が28日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1100万円でサインした。履正社高から2017年のドラフト1位で入団し、今季は2年目だったが、プロ初勝利を挙げることはできなかった。秋季キャンプではフォーム改造に取り組み、来季の目標には「プロ初勝利」を掲げた。

 交渉を終えると、寺島は厳しい表情で記者会見場に姿を現した。履正社高を卒業して2年目も勝利なし。言葉の一つ一つに、危機感が伝わってきた。

 「1つでも2つでもレベルを上げないといけない。危機感は常にあります。1勝できなかったら…。それぐらいの覚悟でやっていく」

 20歳は悲壮な覚悟を語った。今季は7月1日の阪神戦(神宮)で1軍登板も、2回6失点と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した。その後は1軍登板がなく、ファームで7勝5敗、防御率3・40の成績だった。「2軍で投げられたのはよかったといってもらえた。昨年に比べるとそこはプラスにとらえたい」と成長も実感。10月にはU-23W杯の日本代表に選出され、国際大会も経験した。

 納得のいかないシーズンだったが、来季の期待を込められて現状維持の1100万円で契約を更改した。「直球の質が変わってくれば、投球も変わってくると思う」と、秋季キャンプからは悪癖を矯正するためにフォーム改造に挑んでいる。「体が前(本塁側)に突っ込んでしまって、うまく体の軸が回転していなかった。そこを修正して少しずつよくなっている」と、手応えをつかみつつある。

 同学年の西武・今井、楽天・藤平、広島・高橋昂はすでに初勝利を挙げ「嫌でも結果は耳に入ってくる」と、さらに気を引き締めた寺島。新フォームを固め、念願の初勝利を手にする。

寺島 成輝(てらしま・なるき)

1998(平成10)年7月30日生まれ、20歳。大阪府出身。履正社高で3年夏に甲子園出場(3回戦敗退)。U-18日本代表にも選出され、アジア選手権優勝に貢献した。2017年ドラフト1位でヤクルト入団。昨年9月30日の中日戦で1軍初登板初先発。1メートル83、90キロ。左投げ左打ち。独身。今季年俸1100万円。背番号18。

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