2018.11.27 13:00

【球界ここだけの話(1461)】ヤクルト育成D1位は“内山キャノン”を武器に支配下登録目指す

【球界ここだけの話(1461)】

ヤクルト育成D1位は“内山キャノン”を武器に支配下登録目指す

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 ヤクルトが育成ドラフト1位で指名した内山太嗣捕手(22)=栃木ゴールデンブレーブス=が、『内山キャノン』で支配下登録を狙う。捕球から送球までの動作が素早く、二塁送球タイムは1・88秒。日本シリーズでMVPに輝いた育成出身のソフトバンク・甲斐拓也捕手(26)を目標に、プロの世界に飛び込む。

 11月10日、ヤクルトが松山秋季キャンプを行う坊っちゃんスタジアムのスタンドには、内山の姿があった。他の指名選手とともに、プロの練習を視察するのが目的だった。食い入るように練習を見つめた内山は「練習量がすごい。しっかりついていけるように準備していきたい」と表情を引き締めた。

 青森県出身。八戸工大一高からトヨタ自動車東日本を経て、ルートイン・ベースボール・チャレンジ・リーグ(BCL)の栃木に入団した。一時は野球を諦めかけたが、地道な努力で育成指名を勝ち取った。

 栃木では貴重な出会いがあった。一人はヤクルトOBで外野手兼コーチの飯原誉士(35)。「シーズン中からマンツーマンでトスを上げてもらった。ヤクルトは飯原さんが在籍したチームなので縁を感じます。『(ヤクルトは練習が)きついぞ』と言われました」。もう一人は今季限りで引退し、巨人のファーム打撃コーチに就任した村田修一氏(37)だ。「配球のことを教えていただいた。『困ったときには連絡してこい』と言ってもらいました」と感謝する。

 目標もできた。日本シリーズでの甲斐の活躍は大きな刺激になったという。同じ育成出身の捕手。「すごく良い見本になると思う」と前を向く。「一番の武器はスローイングだと思う。最終的な目標は1軍でプレーすることですが、まずは支配下登録を目指して、地に足を着けてレベルアップしていきたい」。一歩一歩、階段を上る。(長崎右)

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