2018.11.23 08:00(1/2ページ)

【小早川毅彦のベースボールカルテ】忘れられない…88年広島秋季キャンプ

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

忘れられない…88年広島秋季キャンプ

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ
山本浩二さん

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 近年は秋季キャンプの記事が少なくなった。いつ終わったのか分からない球団もある。それだけ期間が短く、話題も少ないということだろう。

 秋は個人の力を最もレベルアップできる時期。秋に鍛えたことをオフの間も取り組み、春にチームの練習で完成させるという流れだ。

 広島での現役時代は10月上旬にレギュラーシーズンが終了すると、1週間ほど休んでチームの練習が再開された。キャンプは20日頃から春と同じ宮崎・日南市で、期間も同じ約1カ月だった。

 秋はけがをしても開幕まで時間があり、多少の無理ができる。練習は朝から晩までびっしり。優勝して日本シリーズに出場し、秋季キャンプの期間を短くすることが、シーズン中のモチベーションの一つになっていた。

 忘れられないのは、山本浩二さんが監督に就任して初めてのキャンプとなった1988年の秋。“鬼軍曹”と呼ばれた大下剛史さんがヘッドコーチとして復帰し、就任会見で「選手の体についている、ぜい肉をそぎ落としてやる」と宣言した。キャンプは異例の全員参加。ベテランは約1週間だけだったが、秋は数年ぶりの参加となった当時33歳の正捕手・達川光男さんは、初日が終わると「胃から汗が出た」との名言(?)を残した。

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