2018.11.20 05:02

【記者の目】妥協しないボラス氏…制限時間いっぱいまで決めない作戦か

【記者の目】

妥協しないボラス氏…制限時間いっぱいまで決めない作戦か

スコット・ボラス氏

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 菊池サイドはポスティング申請から期限までの30日間をギリギリまで使うだろう。それが妥当な戦略だからだ。

 代理人のボラス氏は優先させるべき大物の懸案が控えている。今オフ最大の注目FA選手である外野手、ハーパー(ナショナルズ)、2015年ア・リーグのサイ・ヤング賞左腕、カイケル(アストロズ)を顧客に持つ。各チームは編成上、FAランク上位の“高額選手”との契約が先決。その後予算などを考慮しながら“第2グループ”の獲得が議題に挙がる。

 エージェントにとってクライアントの選手は、もちろん平等に大切。それでも、契約額の大小が自らの報酬につながるため、巨額案件から力を入れるのが自然な流れといえる。ボラス氏は金銭面と選手の要望を実現するために妥協しない敏腕代理人として各球団に恐れられ、粘り強い交渉術が持ち味。それゆえに多くの一流選手の信頼を得ている。菊池の行き先は制限時間いっぱいまで、あえて決めない作戦だろう。 (大リーグ担当・山田結軌)

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