2018.11.11 05:03

日本ハム・上沢、待望の初先発“魔球フォーク”で5回1失点の7K

日本ハム・上沢、待望の初先発“魔球フォーク”で5回1失点の7K

特集:
侍ジャパン
上沢が奪三振ショー。フォークボールが威力を発揮した (撮影・矢島康弘)

上沢が奪三振ショー。フォークボールが威力を発揮した (撮影・矢島康弘)【拡大】

 日米野球第2戦(10日、MLB選抜6-12日本、東京D)日本は先発の上沢直之投手(24)=日本ハム=が、5回を4安打1失点、7奪三振の快投を見せた。

 「フォークは自分の得意な球。外国人にも有効だと分かっていたので、低く投げることを考えていた」

 フォークボールがさえにさえた。二回は今季22本塁打の新人王候補・ソト(ナショナルズ)、ヘルナンデス(ドジャース)をこの武器で仕留め、3者連続三振。球数制限(80球)内の79球で五回を投げ切り、浜口にバトンを渡した。

 国際舞台で特に有効とされる落ちる球に「今の球界で屈指のフォークを投げる投手。角度も有効に使っているから相手も振ってくる」と建山投手コーチも太鼓判を押した。自身初の2桁勝利(11勝)を挙げた今季の勢いそのまま、上沢が侍ジャパンで鮮烈デビューを飾った。

 秋季練習から大会使用球で投球を重ね、変化球の曲がりを徹底研究。元同僚の大谷(エンゼルス)にも「どんな選手が来るの」と連絡を取り、胸を高鳴らせていた。「素晴らしい相手に持ち味を出せたのは自信になる」。爽やかな24歳右腕が、大男相手に見事な立ち回りを演じた。 (佐藤春佳)

九回に登板し、1回無失点の日本・松井(楽天)「浮いた球は簡単に本塁打になる。ワンバウンドになってしまったが、それくらい高さを意識した」

★日米野球・主な大会規定

 ベンチ入り29人で、うち投手は15人以上。DH制を採用。予告先発を実施。リプレー検証は実施しない。九回を終えて決着がつかない場合は引き分けとなる。投手には球数制限があり、80球まで。ただし、対戦打者の打席中に球数制限に達した場合は打席完了まで投球できる。50球以上投げた場合、次の登板まで中4日あけなければならない。30球以上または2日連続で投げた場合は中1日。最後に出場した捕手が負傷によりプレー続行不能となり捕手がいなくなった場合、すでに退いた捕手の再出場が可能。使用球は米大リーグ選抜がMLB公認球、日本代表がWBSC公認球を守備時に使用する。

上沢 直之(うわさわ・なおゆき)

 1994(平成6)年2月6日生まれ、24歳。千葉県出身。専大松戸高から2012年ドラフト6位で日本ハム入団。14年に1軍デビューし、球団の日本投手では52年ぶり2人目となるプロ初登板から3戦3勝を記録。今季は自身初の2桁勝利を挙げるなど25試合に登板し、11勝6敗、防御率3・16。通算成績は76試合に登板し、28勝29敗、防御率3・39。1メートル87、89キロ。右投げ右打ち。既婚。今季年俸2400万円。背番号15。

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  • 1回、先発の日本・上沢=東京ドーム(撮影・門井聡)
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