2018.11.10 05:00

【記者の目】雄星の獲得は一線級の去就後 球団によって分かれる評価

【記者の目】

雄星の獲得は一線級の去就後 球団によって分かれる評価

西武・菊池

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 GM会議が終了した。昨年の“大谷フィーバー”に比べれば、菊池が現地で話題になるケースは少なかった。理由は、球団によって評価の分かれる投手、だからだ。

 あるア・リーグ球団の幹部は「いいときも悪いときも視察した。その上でわがチームはキクチに高評価を与えている。左腕で98マイル(158キロ)を投げるのは、それだけで価値がある」と明かす。

 一方でナ・リーグ某球団のスカウトは「左打者にチェンジアップが投げられず、直球とスライダーのみ。左腕だけど、左打者に意外と弱い」と指摘。別球団の関係者は「シーズン途中で必ずけがをしてしまう。獲得するにはリスクがある」と健康面を懸念していた。

 実力は評価しながらも、各球団が真っ先にほしい、と考える戦力でなない。投手ではカイケル(アストロズFA)やハップ(ヤンキースFA)らの“第1グループ”の去就が決まってから、補強の議題に挙がる“第2グループ”。契約条件、金銭面で強気に出る“スーパーエージェント”ボラス氏が代理人を務める。交渉期間は30日をフル活用し、時間がかかるだろう。 (大リーグ担当・山田結軌)

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