2018.11.6 13:56

【球界ここだけの話(1442)】ヤクルト秋季キャンプ、強化メニュー+「考える」で化学反応呼ぶか?

【球界ここだけの話(1442)】

ヤクルト秋季キャンプ、強化メニュー+「考える」で化学反応呼ぶか?

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サンスポ記者の球界ここだけの話
練習開始前、投手陣の円陣でスピーチをするヤクルト・原(中央)

練習開始前、投手陣の円陣でスピーチをするヤクルト・原(中央)【拡大】

 ヤクルトの松山秋季キャンプが面白い。各コーチがアイデアを出し合い、例年以上に『考える秋』が始まっている。

 「さらに上を目指すには、どこにプラスアルファを求めるか。まずは自分を見つめ直して『考える』というところから、スタートだと思う」とは小川監督。参加選手には「今季の振り返り」と「来季へ向け、どう考えるか」の2点についてリポートを提出させ、キャンプ初日の1日は担当コーチが選手それぞれと面談した。面談は午後6時半に始まり、終了したのは11時前だったという。

 練習メニューーが書かれたベンチ内のホワイトボードには「考える・感じる・覚える」と題した『4個条』が書き込まれている。ペンを走らせたのは石井打撃コーチだ。

 1、テーマを持ってやる(練習は手段にあらず、目的そのもの)

 1、単純作業の繰り返し(考えながらやることで持続できる)

 1、練習は部分、部分やるもの(試合はそれをまとめあげる)

 1、やらされる練習は効果なし!

 強化メニューが多い秋季キャンプの中で、目的意識を持って練習する意味が説かれている。

 極めつけはウオーミングアップ前に投手、野手各1人が行う「3分間スピーチ」だ。「3分というのは、しっかり考えてこないとできない時間。結局、考えて言葉にするというのは、野球にも生きてくる」と宮本ヘッドコーチは説明する。

 6日は選手会長の中村が担当し、故郷の福井についてスピーチを行った。福井の人口や東尋坊、あわら温泉の紹介に始まり、最後は「海の幸も有名なので遊びに来てください」と結んだが、宮本ヘッドから「お前が魚食えへんやんけ!」と突っ込みが飛び、笑いが起こった。昨年から続く厳しい練習に加わった変化。どんな化学反応を呼ぶのか、結果は来年の秋に分かる。(長崎右)

  • 練習開始前、野手陣の円陣でスピーチをしたヤクルト・西浦(中央)
  • ヤクルト・小川監督
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