2018.11.5 10:00

プロ目指す!“仙六の2冠男”仙台大・鳥井、社会人で再スタート/東北スポーツ

プロ目指す!“仙六の2冠男”仙台大・鳥井、社会人で再スタート/東北スポーツ

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東北スポーツ
鳥井は本塁打王、打点王、ベストナインのトロフィーを手に笑顔を浮かべた(撮影・井上幸治)

鳥井は本塁打王、打点王、ベストナインのトロフィーを手に笑顔を浮かべた(撮影・井上幸治)【拡大】

 10月22日に終了した仙台六大学野球秋季リーグ戦で、仙台大の鳥井凌外野手(4年)が5本塁打、14打点で個人記録の2冠に輝いた。同リーグでシーズン5本塁打を放ったのは1996年春の大平寿(同)以来45季ぶりの偉業だった。

 「5本も打てるとは思わなかったが、最後のリーグ戦で2冠を取れたのは素直にうれしい」

 1年春から外野の定位置をつかんだスラッガー。盗塁王を過去2度獲得したが、打撃タイトルは初受賞。「(前に)走者がいて、自分への攻めが甘くなった結果。出塁してくれた野手のおかげ」と頭を下げた。

 5本塁打は2学年上の大学OBで、本塁打王4度、通算18本塁打の松本桃太郎(現ホンダ鈴鹿)も成し得なかった記録。「足元にも及ばない」と謙遜するが「ずっと一緒に練習して『1つぐらいタイトルを取れ』といわれていた。最後に取れたし、超えたのは素直にうれしい」。長打を意識する大振りを封印し、コンパクトなスイングを徹底したことでミート力が向上、爆発につながった。

 来年からは故郷・広島で社会人野球に進み、2年後のプロ入りを目指す。「大学ではやり切った。社会人では早く自分の役割をみつけてチームの勝利に貢献したい。プロは野球を始めたころからの夢だし、目指して頑張りたい」。“仙六本塁打王”の肩書をひっさげ、夢への扉を開く。(井上幸治)

鳥井 凌(とりい・りょう)

 1996(平成8)年8月18日生まれ。22歳。広島・府中市出身。国府小2年から国府ビッグエースで野球を始める。府中一中では軟式クラブチームの松永ヤンキースでプレー。尽誠学園高(香川)では甲子園出場なし。仙台大では1年春からベンチ入りし、ベストナイン4度、盗塁王2度、本塁打王、打点王各1度。1メートル74、76キロ。右投げ右打ち。家族は両親、姉。

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