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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】金本監督電撃解任の激動の2日間舞台裏、チーム方針の転換なければ新監督も同じ運命

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

金本監督電撃解任の激動の2日間舞台裏、チーム方針の転換なければ新監督も同じ運命

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
大荒れだった阪急阪神HDの株主総会

大荒れだった阪急阪神HDの株主総会【拡大】

 今年の6月、阪急阪神HDの株主総会は大荒れになりました。成績不振のタイガースを問い詰める株主たちに対して、議長の角和夫HD会長&CEOは質問に対する回答を担当の百北幸司事業本部長ではなく、わざわざ藤原電鉄会長に任せたのです。そして、藤原会長はその場で「真剣に考えなければなりません」と答えました。株主に対する言葉は、総帥の角HD会長への誓いの言葉ともなったのです。

 ここで体制を見直し、来季に向けた改善策を打ち出さなければ、経営責任を問われるのは藤原-秦体制となります。だからこそ時間的な猶予はなかったのです。坂井-金本体制にもうこれ以上、任せておくわけにはいかない…という心理状態が本拠地最終戦直後の突然の辞任勧告となって表面化したわけですね。

 揚塩球団社長は13日、本社の指令を受け、フェニックス・リーグで宮崎に遠征中の矢野二軍監督の下に向かいました。そして、最長5年の長期契約を提示し、監督就任要請を行いました。

 しかし、金本監督が事実上、解任された10日の夜、矢野二軍監督は「来季も金本続投を前提とした一軍ヘッドコーチ就任要請」を受けたばかりでした。揚塩球団社長の動きを一切、知らされていなかった谷本副社長と嶌村副本部長は「矢野ヘッドコーチ」を内示していたのです。矢野二軍監督も受諾し、両首脳と来季への抱負を語り合いながら食事をしていたといいます。

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  • 監督要請された矢野2軍監督
  • 契約を残して解任された金本監督
  • 坂井オーナー(左)と金本監督はともに球団を去る
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