2018.10.14 05:03

最後にやっと…阪神・中谷、金本監督に恩返し打!「感謝しかない」

最後にやっと…阪神・中谷、金本監督に恩返し打!「感謝しかない」

延長十一回、決勝打を放った中谷。退任する金本監督へ「執念」をみせた(撮影・森本幸一)

延長十一回、決勝打を放った中谷。退任する金本監督へ「執念」をみせた(撮影・森本幸一)【拡大】

 (セ・リーグ、中日2-3阪神=延長十一回、25回戦、中日14勝11敗、13日、ナゴヤD)思いを込めた打球が左翼線のフェアゾーンに弾むのを確認すると、中谷は少しだけ表情を緩めた。延長十一回にもつれ込む接戦。最終戦で「執念」をみせた。

 「結果が出ないなか使ってもらったので。最後ああいう形で打てたのはよかった」

 指揮官が理想とする足を絡めた攻撃を体現だ。1-2の九回一死一、三塁は大山の二盗が捕手の悪送球を誘い、三塁走者の植田が生還。延長十一回は一死から中前打で出た植田が二盗。二死二塁から中谷が決勝の左前打を放った。

 昨季20本塁打を放ち、金本監督から主軸としての活躍を期待されていたが…。今季は打率・230、5本塁打と苦しみ、2軍落ちも経験。甘い球を見逃し、難しい直球に打ち負ける姿に将から「先が見えない」と厳しい言葉を投げかけられた。それでも自ら身ぶり手ぶりで指導し、我慢強く起用し続けてくれた虎将に、結果で恩返しをという思いで放った一打だった。

 「去年出させてもらって、監督のおかげで20本打てたと思うので感謝しかない。今年はふがいない成績で迷惑をかけたので、来年しっかり活躍できるようにやっていきたいです」

 金本監督の教えを胸に、来季こそチームを勝利へと導く大砲に成長する。 (織原祥平)

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  • 中谷の適時打で生還する植田。金本監督が求める足を絡めた攻撃だった
  • 11回、勝ち越しの適時打を放つ阪神・中谷=ナゴヤドーム(撮影・中島信生)
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