2018.10.14 10:00

専大北上が秋田商破る!元巨人・中尾監督、嬉し東北大会初勝利/東北スポーツ

専大北上が秋田商破る!元巨人・中尾監督、嬉し東北大会初勝利/東北スポーツ

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東北スポーツ
1年生4番の鈴木が3安打1打点。中尾監督に東北大会初勝利をプレゼントした

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 秋季高校野球東北大会第1日(13日、さきがけ八橋ほか)開幕し、1回戦で専大北上(岩手(3))が秋田商(秋田(3))を6-1で破り、2回戦進出。かつてプロ野球中日や巨人で活躍し、2017年3月に就任した中尾孝義監督(62)が春、秋を通じて東北大会初勝利を飾った。このほか酒田南(山形(1))が、2回戦で日大東北(福島(2))を延長十二回の末4-1で下し、8強入りを決めた。

 最後の打者が三邪飛に倒れ、その瞬間は訪れた。春秋を通じての東北大会初勝利。中尾監督は感慨深げな表情で応援団へ一礼した。

 「選手が状況を考えてよくやってくれた。うれしいですね」

 春はドラフト1位候補、吉田輝星投手(3年)擁する金足農(秋田)と初戦で対戦し1-4で敗退。しかしこの日は、先発の須藤優輝投手(2年)が1失点完投。課題の守備が無失策、打っても11安打6得点とエースをもり立てた。

 岩手大会の3位決定戦で、157キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(2年)を攻略。「自信がついたと思う。つなぐ野球ができてきた」という中尾監督。「一番勝負強い」と4番に据える鈴木健太内野手(1年)が3安打1打点で期待に応えた。

 百戦錬磨の指揮官は、選手の自主性を重んじつつ、基本から指導する。「打撃ではコンパクトなスイング、守備ではグラの出し方など細かく言ってくれる。うまくなっている」と主将の川村真生捕手(2年)。動画サイトで見た現役時代の中尾捕手に「スゲェと思った」と刺激を受けている。

 14日は、8強入りをかけ八戸学院光星(青森(1))と激突。「守備でミスをせず、自分たちの打撃をしたい」と川村。現在の2年生は中尾監督の就任とほぼ同時に入学した。「運命を感じる。だからこそ監督と一緒にセンバツに行きたい」。中尾イズムを胸に、古豪が2006年夏以来の聖地へ突っ走る。 (井上幸治)

  • 中尾監督(中央)は就任2年目で東北大会初勝利(撮影・井上幸治)
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