2018.10.14 08:00

【エモやんの舌好調】巨人の開き直りがヤクルトのみ込んだ

【エモやんの舌好調】

巨人の開き直りがヤクルトのみ込んだ

 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦、ヤクルト1-4巨人、巨人1勝、13日、神宮)負けてもともと、失うものなどない-。3位チームの強みが、攻守にわたって、もろに出た。巨人の開き直りが、ヤクルトをのみ込んだよ。

 一回一死一塁で、初球から田中俊が単独スチール成功。これが先制点につながった。七回無死一塁では、陽がヒットエンドランを決めて、一走・長野が一気に生還。これほどの高橋監督の積極果敢な策は、レギュラーシーズン中、めったにみられなかった。

 投手リレーでも、賭けに成功したよ。五回二死二塁で先発・今村をスパッと降板させ、上原を投入。しかもイニングまたぎで投げさせた。

 ベンチの決断と思い切りのよさは、選手にも如実に伝わる。勝ち試合の雰囲気が、みるみる出てきた。数試合に1度、こういう野球を展開していれば、優勝争いにからめたのではないかな。

 逆にヤクルトは、上位チームのプレッシャーで、ガチガチだった。「俺が、俺が」といわんばかりのバレンティンのむちゃ振りが、ナインにも伝染した。巨人戦に強い小川にしても、抑えるのが当たり前…とみられた分、ここで打たれたら…とリキみが出た。

 クライマックスシリーズとは、そういう戦い。改めて、考えさせられることも多かったね。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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