2018.10.11 05:01

田中浩康、引退…ヤクルト&DeNAでいぶし銀の活躍 歴代5位通算302犠打

田中浩康、引退…ヤクルト&DeNAでいぶし銀の活躍 歴代5位通算302犠打

DeNA・田中浩

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 ヤクルト、DeNAで活躍した田中浩康内野手(36)が現役引退を決断したことが10日、分かった。

 「次のステージに進もうという気持ちになりました」。今季は出場31試合で打率・188だったが、8月に1軍昇格するとラミレス監督から『ダッグアウト・キャプテン』を任され、若いチームの精神的支柱となった。9月に球団から戦力外を告げられた後、熟考の末に結論を出し、チームの全日程終了したこの日、関係者らにあいさつを済ませた。

 ヤクルトでは2007年から二塁のレギュラーに定着し、粘り強い打撃と堅実な守備で活躍。現役続行にこだわり17年にDeNAに移籍した後も献身的なプレーで存在感を示した。燕党の作家・村上春樹氏は打席での独特の構えを「猫の尻尾振りバット」と表現しエッセーなどで激励。田中浩の礼状をきっかけに往復書簡を交わし、今季開幕前もエールを受けていた。

 「夢の世界でした。特に(ヤクルト-DeNAの)試合の時には、両チームのファンからの声援が本当にうれしかった」。通算302犠打は歴代5位。一筋縄ではいかない妙手が14年間の現役生活に別れを告げた。

田中 浩康(たなか・ひろやす)

 1982(昭和57)年5月24日生まれ、36歳。京都府出身。香川・尽誠学園高から早大を経て、2005年ドラフト自由枠でヤクルト入団。16年オフに戦力外通告を受けDeNAに入団。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞1度。302犠打はNPB歴代5位。1メートル77、77キロ。右投げ右打ち。独身。空手初段。

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