2018.10.4 08:00

江本氏、原氏に巨人再生期待「復帰待望論は自然の流れ」

江本氏、原氏に巨人再生期待「復帰待望論は自然の流れ」

8月に東京ドームを訪れた際に高橋監督と原氏(左)はがっちり握手。再びバトンタッチが実現するか

8月に東京ドームを訪れた際に高橋監督と原氏(左)はがっちり握手。再びバトンタッチが実現するか【拡大】

 巨人・高橋由伸監督(43)の辞任の一報を受け、江本孟紀氏(71)=サンケイスポーツ専属評論家=が緊急分析。公私で親交の深い、原辰徳氏(60)にチーム再生の期待を寄せた。

 みな、忘れてはいないだろうか。高橋監督には、同情論が出てきてもおかしくはないだろう。共通の知人がいるため、苦悩はことあるごとに耳にしていた。高橋由伸の人の良さも、伝わってきていた。3年前、原監督の突然の辞任で急きょ、後任のお鉢が回ってきた。むしろ、無理やり、現役を引退させられ、監督に据えられた感すらある。

 球団側は、選手兼任コーチ、つまり幹部候補生として、育てたつもりだったかもしれない。一方で、本人の希望はあくまで現役続行だったと思う。そうした、球団側と本人の“準備期間”の少なさが、低迷した成績につながったといえる。

 在任中は、若手の育成・登用に苦慮していた。「育てながら勝つ」というプレッシャーに、さいなまれていたに違いない。混迷するセ・リーグを制覇する力は、もはや残っていなかったのではないだろうか。

 そうなると、やはり、原辰徳の復帰待望論が出てくるのは、自然の流れだろう。現代の球界において、監督としての実績と経験は、他の追随を許さない。巨人というブランドに対する厳しさ、シビアさも、群を抜いている。ネームバリューのある選手でも平気で降格させることができるのは、原を置いて他にない。

 たとえ2、3年でもいい。とにかく、球界のリーダー、巨人の監督として、もう1度、にらみをきかせてもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

  • 高橋由伸の年度別監督成績
  • 巨人・原辰則監督の年度別成績
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