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千両役者や!中日・岩瀬、史上初1000試合登板&407S

千両役者や!中日・岩瀬、史上初1000試合登板&407S

ついに1000試合に到達した岩瀬。セーブで自ら花を添えた(撮影・村本聡)

ついに1000試合に到達した岩瀬。セーブで自ら花を添えた(撮影・村本聡)【拡大】

 (セ・リーグ、中日4-3阪神、22回戦、中日13勝9敗、28日、ナゴヤD)未踏の領域を歩いてきた鉄腕が、ついに-。今シーズン限りで現役を退く中日・岩瀬仁紀投手(43)が28日、ナゴヤドームで行われた阪神22回戦の九回に登板し、通算登板試合数を史上初の1000とした。昨年8月の巨人戦で歴代単独最多となる950試合登板を達成。この日は自身が持つ最多セーブ記録も407に更新した。

 伝家の宝刀、スライダーで糸井を遊ゴロに仕留めた瞬間、岩瀬の目に涙がにじんだ。前人未踏の1000試合登板-。通算407セーブ目(歴代1位)で飾った。

 「1点差で(九回を)投げるのは、今年初めてだったので。抑えたいと思った。久しぶりに足が震えた」

 会見では大粒の涙をこぼして声を震わせた。4-3の九回に登板し、1死球で無失点。一死二塁では元同僚で1999年のドラフト同期入団、福留(1位、岩瀬が2位)を内角球で詰まらせ、マウンドで感極まった。

 「孝介(福留)とはいいときも悪いときもいっしょにやってきたので、思うところはあった。打ちとれてよかった」

 人前では涙を見せたことがなかった男が、また涙…。真っ先に脳裏に浮かんだのは、今年1月に70歳で逝去した恩師・星野仙一氏の顔だった。

 「1年目の監督が、星野さんでなかったら、2軍にいて、ここまで数字を重ねられなかった」

 1999年4月2日。プロ初登板は広島との開幕戦(ナゴヤドーム)だった。1点リードの六回に中軸に3連打を浴び、一死も奪えず降板。しかし闘将は2日後の同カードで九回に再びチャンスをくれた。「星野さんには感謝してもしきれない」。1回を無失点。そこが岩瀬の原点だ。

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  • マウンドで感極まった表情の岩瀬(中央)にナインが駆け寄った
  • 通算1000試合登板を達成し、お立ち台にあがる中日・岩瀬仁紀=ナゴヤドーム(撮影・村本聡)
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