2018.9.28 10:00(1/3ページ)

【科学特捜隊】広島V3打線の秘密は「打てる捕手」会沢

【科学特捜隊】

広島V3打線の秘密は「打てる捕手」会沢

特集:
科学特捜隊
プロ12年目の会沢がバットでもリーグ3連覇に貢献した(写真は25日のDeNA戦)

プロ12年目の会沢がバットでもリーグ3連覇に貢献した(写真は25日のDeNA戦)【拡大】

 科学的なアプローチで斬り込むサンケイスポーツ東京発刊55周年企画「科学特捜隊」の第19回は球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島の強さの秘密に迫る。各種スポーツのデータを収集、分析する「データスタジアム社」の協力で、破壊力を増した強力打線の秘密を発見。丸佳浩外野手(29)、鈴木誠也外野手(24)ら主軸に加え、8番・会沢翼捕手(30)の打撃を数値化すると意外な数字が出てきた。(取材構成・伊藤昇)

 今季も圧倒的な強さでリーグ3連覇を達成した広島。今年は特に打ち勝つ試合が多かった。チーム防御率は4・31と昨季の3・39から悪化した一方、総得点694はセ・リーグの1位。逆転勝利は78勝のうち約半数の38度で、投手陣が打ち込まれても攻撃陣がカバーした。

 中心はやはり丸と鈴木だ。両者ともに打撃3部門ですべてトップ10入り。特に丸は本塁打が自己最多の23本だった昨季から38本と飛躍的に伸ばし、DeNA・筒香と激しい1位争いを演じている。・900以上で一流とされるOPS(出塁率と長打率を足した指標)はともに1・000を超えている。

 丸と鈴木をwRAA(リーグ平均の打者と比べ、同じ打席数ならどれだけ得点を増やしたか、または減らしたか)という指標(以下23日現在)で表すと、丸は62・8でリーグ1位、鈴木は48・6で同3位。2人で平均よりも111・4点を増やしたことになる。

 守備位置別のwRAAで比較すると、さらなる強みが見えてくる。今季の広島は捕手の得点貢献度が25・9と驚異の数字をたたき出した。DeNAのマイナス14・3よりも、40・2点も多く稼ぎ出した計算になる。

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  • 2018年セ・リーグ:OPSランキング(データ表の数値は23日現在)
  • 2009-18年NPB:OPS.900以上の捕手(データ表の数値は23日現在)
  • 2018年セ・リーグ:主な捕手の打撃成績(データ表の数値は23日現在)
  • 2018年セ・リーグ:wRAAランキング(データ表の数値は23日現在)
  • 2018年セ・リーグ捕手:wRAA(データ表の数値は23日現在)
  • 2018年セ・リーグ:逆転勝ち・逆転負け(データ表の数値は23日現在)
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