2018.9.12 05:00

西武・多和田、完封!パ単独トップ14勝 新米パパ「やっぱりうれしい」

西武・多和田、完封!パ単独トップ14勝 新米パパ「やっぱりうれしい」

新米パパの多和田は堂々の完封でリーグ単独トップの14勝目。ファンの声援に帽子を取って応えた

新米パパの多和田は堂々の完封でリーグ単独トップの14勝目。ファンの声援に帽子を取って応えた【拡大】

 パ・リーグ首位の西武は11日、オリックス24回戦(ほっと神戸)に7-0で快勝。多和田真三郎投手(25)が、7安打で今季2度目の完封勝利。ハーラー単独トップとなる14勝目(5敗)を挙げた。2位のソフトバンクも勝って4ゲーム差は変わらないが、最短で16日に優勝へのマジックナンバー「10」が点灯する。

 直球はうなりをあげ、変化球は切れまくり。秋の神戸で、多和田が堂々の14勝目だ。

 「始めから変化球が決まっていた。最後はうまくいきました。完封は、やっぱりうれしいです」

 7-0の九回一死満塁。若月を127キロのスライダーで遊ゴロ併殺打に仕留め、捕手の森と握手を交わした。四回まで毎回安打を浴びたが、五-八回は無安打。「スライダーの切れ、真っすぐの力。申し分ない」と辻監督も褒めたたえた。

 13勝で並んでいたボルシンガー(ロッテ)が9日に出場選手登録を抹消された。登板前日に記者に囲まれた多和田は、通りかかった菊池に「『よっしゃ、最多勝だ』と言っていましたよ」といじられ、全力で否定した。マイペースな右腕は「打線に打ってもらっているので…」と謙遜するが、最多勝獲得なら西武のエースナンバー「18」として、松坂(中日)、涌井(ロッテ)に次いで3代連続の快挙となる。

 「子供が生まれて、この前(4日の日本ハム戦)は勝ったけど、よくなかった。きょうはいいピッチングができました」。8月28日の楽天戦(上毛敷島)中に第1子となる長男が誕生。同日は勝敗がつかなかったが、対面後は2連勝。「おむつを替えたりできますよ。動くので耳に水が入らないように気をつけながらお風呂に入れています」。わが子を扱うように繊細な投球で、5月19日に続く神戸での完封。昨季4戦4敗のオリックスに、今季は7戦6勝と“倍返し”以上だ。

 「しっかりしないといけないです」。家でもグラウンドでも大黒柱の活躍。新米パパの右腕が、西武を10年ぶりの優勝へと導く。(花里雄太)

  • 先発の西武・多和田=ほっともっとフィールド神戸(撮影・榎本雅弘)
  • 先発の西武・多和田=ほっともっとフィールド神戸(撮影・榎本雅弘)
  • 完封勝利にファンに手をふる西武・多和田=ほっともっとフィールド神戸(撮影・榎本雅弘)
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