2018.9.7 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神・才木、直球とカーブの緩急脅威

【黒田正宏 軍師の断】

阪神・才木、直球とカーブの緩急脅威

特集:
黒田正宏 軍師の断
先発の阪神・才木=マツダスタジアム(撮影・門井聡)

先発の阪神・才木=マツダスタジアム(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、広島3-13阪神、20回戦、広島12勝8敗、6日、マツダ)珍しいシーンを繰り返し見せてもらった。あの強力広島打線が高めの球を空振りしたり、力負けしてファウルになったり。才木の投げる球がそれだけ威力があった証明だろう。

 ローテーションに入って、キッチリ間隔をもらって投げているためか、マウンドさばきに落ち着き、風格が出てきた。制球を乱して無駄な四球を許すこともない。しっかり腕が振れているから、球にキレがあり、結果、広島の打者が押されてしまうのだ。

 相手にすれば一番やっかいなカーブも効果的に決まった。四回一死から松山を空振り三振に仕留めたシーン。あの緩急は脅威だろう。

 さらに褒めたいのはリズムの良さ。テンポ良くドンドン投げ込むから、野手も攻撃のリズムが生まれて得点を重ねる。これは先発投手として勝っていくためには絶対に必要なこと。19歳にして、それを身につけている。この日の投球なら、再び広島戦に投げさせてほしい。3位争い、CSを見据えた時に、大きな戦力が出てきた感じだ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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