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【小早川毅彦のベースボールカルテ】引退決断の広島・新井は唯一無二の存在

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

引退決断の広島・新井は唯一無二の存在

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 外ではあまり打ち込みをしたがらず、練習場はもっぱら旧広島市民球場の三塁側ブルペン。今で言う早出の時間に球場入りし、練習パートナーだったブルペン捕手の水本克己(現2軍監督)が投げる緩い球を、いつまでも打っていた。そして、08年にフリーエージェント権を行使して阪神へ移籍。打撃コーチとして4番がいなくなるのは痛かったが、カープが好きなあいつが決断したのだからよほどのことなんだなと、自分の気持ちに波風を立てないようにした。

 41歳になっても全力疾走を怠らないし、引退はもったいないと思う。これだけ体が動くのなら、自分だったら引退したくない。しかし、本人が決めたことだ。「お疲れさま」はまだとっておく。34年ぶりの日本一を達成したときに言わせてほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)

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