2018.9.5 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神、好材料は打線の粘り

【黒田正宏 軍師の断】

阪神、好材料は打線の粘り

特集:
黒田正宏 軍師の断
5回、安打を放つ阪神・俊介=マツダスタジアム(撮影・門井聡)

5回、安打を放つ阪神・俊介=マツダスタジアム(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、広島5x-4阪神=延長十二回、18回戦、広島12勝6敗、4日、マツダ)メッセンジャーは一回から目一杯で投げていたから、七回で交代の判断は間違っていない。当然の継投で送り出した2番手・藤川は疲れがあるのだろうか。松山に浴びた同点打もそうだったが、球が高かったのが誤算だった。とはいえ、1球の失投を見逃さない広島打線は見事。優勝を目前にしているチームの強さを改めて感じた。

 サヨナラ負けは確かに痛いが、3位以内を目指す阪神にも、好材料が見られた。打線の粘りだ。難敵ジョンソンに食い下がり、球数を投げさせ、五回でマウンドを降ろした。俊介、梅野、大山ら下位打線でチャンスを作れるようになったのは、チームとしての成長だと思う。

 打線に加えて、メッセンジャーの力投、中継ぎ陣の踏ん張り。金本監督が掲げる「執念」を感じた。何とかクライマックスシリーズにつながる諦めない戦いを見せてほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 5回、二塁打を放つ阪神・大山=マツダスタジアム(撮影・門井聡)
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