【引退一問一答】
今シーズンでの引退を表明した広島・新井=広島市のマツダスタジアム(撮影・山田喜貴)【拡大】
--一番、頭に浮かぶシーンは
「やっぱり初めて優勝したところですね。25年ぶり、自分自身も初めて優勝して、東京ドームでね、黒田さんと抱き合ったときっていうのが一番、思い出に残っている。いまのところね」
--残り少ない野球人生のなかで自分の経験をどのように伝えていきたい?
「それは、もう頭で考えてどうこうではない。今まで通り変わらず、最後まで全力疾走で駆け抜けたい。そういうものをみて、何を感じてくれるかというのはわからない。ただ、自分にできるのは最後の最後まで全力疾走でプレーすることですね」
--改めてチームから抜けることで柱になってほしい選手
「そうですね…。(田中)広輔、キク(菊池)、丸を中心とした、その世代ですね。安部もいるし(野村)祐輔もいるし。その世代が中心となって今現在もやっていますし、彼らがまだまだ頑張って、これからも頑張ってほしいなと思う。やっぱり会沢もね、彼の存在もすごく大きい。あんまり表には出てないですけど。彼もすごく責任感も強いですし、周りのことを見渡せることができる選手。彼が裏でどっしり支えている。彼にも頑張ってほしいですね」
--4番の鈴木選手については
「改めていうことは、私のほうからいうことはないですね。もうすばらしいでしょ」