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【ワンス・アポン・ア・タイム】ブーマー(1)阪急で私は浮いていた

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ブーマー(1)阪急で私は浮いていた

特集:
ワンス・アポン・ア・タイム
懐かしそうに当時を振り返るブーマー氏(撮影・丹羽政善通信員)

懐かしそうに当時を振り返るブーマー氏(撮影・丹羽政善通信員)【拡大】

★住友平さんは最高のコーチ

 ブーマー氏は当時の住友平打撃コーチについても「自分の調整を尊重してくれた。信頼されていることが伝わってきた」と感謝した。一度、スランプの時に「打撃練習をしない」と言ったら「10スイング、いや20スイングでいいから」と頼まれたが“拒否”。その試合で2本ホームランを打った。2、3日経つと、練習が必要になったが「10スイングだけだぞ」と言われたという。「彼はアドバイスが的確だった。初対戦の投手がマウンドにいると球種を絞り込んで、例えば『スライダーを狙え』って教えてくれる。それが当たるんだ。最高の打撃コーチだったね」と懐かしそうに振り返った。

ブーマー・ウェルズ(Gregory DeWayne “Boomer” Wells)

 元内野手。1954年4月25日生まれ、64歳。米アラバマ州出身。ブルージェイズ、ツインズを経て、83年に阪急入団。登録名のブーマーは『ブームを呼ぶ男』の意味。2年目の84年に打率・355、37本塁打、130打点でNPB外国人選手初の三冠王とMVPを獲得し、リーグ優勝に貢献。87年に打点王、89年に首位打者と打点王。92年にダイエー(現ソフトバンク)に移籍し、打点王を獲得も、同年限りで引退。94年にはオリックスの臨時打撃コーチを務め、現在は代理人。現役時のサイズは2メートル、100キロ。右投げ右打ち。

  • ビールかけでの恩師・上田監督(右)とのワンシーン。ブーマー氏にとってお気に入りの写真という(本人提供写真)
  • グラウンドで牛とも“共演”したブーマー氏(右)(本人提供写真)
  • ブーマー・ウェルズ
  • ブーマーの年度別打撃成績
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