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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】阪神、藤原1位指名なら金本監督に新外国人投手2人獲得を提示…球団内外からは2つの懸念

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

阪神、藤原1位指名なら金本監督に新外国人投手2人獲得を提示…球団内外からは2つの懸念

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
2017年1月、藤浪は母校・大阪桐蔭を訪れ、西谷監督に好物のベビースターラーメンをプレゼント

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 昨季のドラフトの目玉だった清宮(日本ハム)でさえ、プロ入り以降、金属バットの“弊害”から木製バットになじめず、2軍生活が続きました。阪神に比べ、マスコミ環境が静かな日本ハムだからこそ、清宮は地道に努力して後半戦から1軍に合流できました。藤原には日本一うるさいファンとマスコミが周囲を取り巻き、そのプレッシャーに打ち克つのも大変です。

 加えて、現体制下での若手育成路線の成果を見てください。3年前の高山は今や2軍暮らし。2年前の大山は開幕構想では三塁定着のはずがベンチの控え要員です。伸び悩んでいるのは本人に大きな責任があるのですが、導く指導者の責任も極めて大きいでしょう。高校生の外野手、藤原を阪神が上手く育てられますか? 阪神ファンでさえ、この問いには声を詰まらせるはずです。

 そしてもうひとつ。藤原は大阪桐蔭の主砲ですね。OBは藤浪晋太郎投手です。最初の春夏連覇を達成した大エースですね。4球団の1位競合の末に当時の和田豊監督が左手で交渉権を引き当てました。そして、プロ入り3年目までは連続2ケタ勝利。それが、金本監督就任後は大不振で、今も2軍暮らし。大阪桐蔭の全ての関係者は金本監督をどう見てますか? 指名権を獲得して学校の門をくぐり、交渉権確定のクジを持っていくのは金本監督ですね。どんな思いで大阪桐蔭に向かうのでしょうか…。

 藤浪は藤浪、藤原は藤原…。そう割り切って入団交渉を進めていけるのでしょうか。当然ながら学校関係者も藤原の家族も「金本阪神の育成法、起用法」を問いただすでしょう。

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