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東北の誇り準V!金足農・吉田、根尾に藤原にプロで雪辱「悔しい気持ち忘れず…」/甲子園

東北の誇り準V!金足農・吉田、根尾に藤原にプロで雪辱「悔しい気持ち忘れず…」/甲子園

吉田は大阪桐蔭打線を相手にまさかの12失点。試合後は人目もはばからず、大粒の涙をこぼした(撮影・佐藤徳昭)

吉田は大阪桐蔭打線を相手にまさかの12失点。試合後は人目もはばからず、大粒の涙をこぼした(撮影・佐藤徳昭)【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会は21日、決勝が行われ、金足農(秋田)は大阪桐蔭(北大阪)に2-13で敗れ、東北勢初優勝を目前で逃した。吉田輝星(こうせい)投手(3年)は強力打線に打ち込まれ、5回12安打12失点。今大会初めて途中降板し、試合後に悔し涙を流した。「平成最後の大会」に彗星(すいせい)のごとく現れた怪物は、プロの舞台で大阪桐蔭の根尾昂内野手(3年)、藤原恭大外野手(3年)らに雪辱を果たす夢を明らかにした。

 悔し涙があふれ出て止まらない。吉田は試合を終えて、一塁側アルプス席にあいさつした後、泣き崩れた。

 「まったく歯がたたなかった。力不足です。一回から抑えられず、負けが始まっていました…」

 自信を持って投げた直球が、大阪桐蔭打線には通用しなかった。一回二死満塁のピンチで、石川(3年)への初球に暴投で先制点を許すと、その石川に2点二塁打を浴び、一回にいきなり3失点。中盤の四回からは体全体に痛みを覚えた。

 原因は疲労だった。秋田大会から準決勝まで全試合で完投し、この試合も含めた投球数は計1517球。17日の3回戦、横浜戦からこの日までの5日間で、4試合に登板した。一死一、二塁で宮崎(3年)に左越え3ラン、五回無死一塁で根尾に中越え2ランを浴びて自身初の1試合2被本塁打。強力打線に5回12安打12失点と打ちこまれ、今大会初めて途中降板し、右翼守備に就いた。

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  • 吉田は大阪桐蔭・柿木(左)とともにマウンドの土を袋に入れた(撮影・佐藤徳昭)
  • 吉田は決勝前夜、帽子のつばに「マウンドは俺の縄張り」、「死ぬ気の全力投球」と“決意”を書き込み、大一番に臨んだ
  • 6回、ライトの守備に向かう先発の金足農・吉田=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 5回、大阪桐蔭・根尾に2点本塁打を浴びた金足農・吉田=甲子園球場(撮影・永田直也)
  • 4回、大阪桐蔭・宮崎に3点本塁打を浴びた金足農・吉田=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 先発した金足農・吉田=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 金足農・吉田輝星の今夏登板成績
  • 夏の甲子園・1大会奪三振記録上位
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  • 東北勢の甲子園大会決勝成績
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