2018.8.21 05:05(1/3ページ)

金足農・吉田、V王手!9度目の正直…東北勢の悲願へ21日決戦/甲子園

金足農・吉田、V王手!9度目の正直…東北勢の悲願へ21日決戦/甲子園

九回、声を出す吉田。東北勢悲願の頂点まで、あと1勝だ(撮影・佐藤徳昭)

九回、声を出す吉田。東北勢悲願の頂点まで、あと1勝だ(撮影・佐藤徳昭)【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会準決勝(20日、甲子園)第100回全国高校野球選手権大会第15日は20日、準決勝2試合が行われ、金足農(秋田)が日大三(西東京)に2-1で勝利。1915年の第1回大会で秋田中(現秋田)が準優勝して以来、秋田県勢103年ぶりの決勝進出を果たした。“平成最後の怪物”吉田輝星(こうせい)投手(3年)が134球を投げ、9安打1失点で5試合連続の完投。21日午後2時開始の決勝で大阪桐蔭(北大阪)と対戦し、春夏通じて東北勢初の全国制覇を目指す。

 全国から視線が集まる中、締めの134球目は外角低めへ制球された142キロの直球。最後の打者・金子を中飛に打ち取った吉田は、大歓声の中で、右手の人さし指を勢いよく突き上げた。

 「やっと決勝だ、と思いました。先輩のベスト4を上回って、決勝に進出できてうれしいです」

 “平成最後の怪物”が全国制覇3度(春1、夏2)の強豪・日大三を9安打1失点に抑え、秋田県勢103年ぶりの決勝進出を決めた。吉田が強くこだわっていたのは、1984年夏の4強を34年ぶりに上回る、金足農の過去最高成績だった。

 試合前夜。84年8月20日に行われた夏の甲子園準決勝・金足農対PL学園を動画サイトで見た。最も印象に残ったのは、エース・水沢が桑田に逆転2ランを打たれた八回の場面。吉田は先輩が2-3で惜敗した一戦を目に焼き付け、試合終盤の投球に気をつけて日大三戦のマウンドに立った。

【続きを読む】

  • 金足農・吉田輝星の今大会登板成績
  • 金足農と大阪桐蔭・今大会の成績比較
  • 夏の甲子園・都道府県別優勝回数
  • 甲子園4強の組み合わせ
  • 金足農業先発・吉田輝星=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 勝った金足農ナインを迎えた一塁側アルプス席は大歓声。現地はもちろん、東北でも優勝を待ち望んでいる
  • 第1回大会の準優勝メンバーの渡部純司さん(故人)。捕手で主将だった(秋田高校野球部提供)
  • 5回、金足農・大友が適時打を放った=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 5回、金足農・大友が適時打を放った=甲子園球場(撮影・佐藤徳昭)
  • 1回、適時打を放つ金足農・打川=甲子園球場(撮影・彦野公太朗)
  • 4回、力投する金足農・吉田=甲子園球場(撮影・佐藤徳昭)
  • 1回、金足農・打川が先制適時打を放つ=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. 高校野球
  4. 金足農・吉田、V王手!9度目の正直…東北勢の悲願へ21日決戦/甲子園