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【虎のソナタ】心洗われるこの時期の高校野球

【虎のソナタ】

心洗われるこの時期の高校野球

特集:
虎のソナタ

 (セ・リーグ、ヤクルト3-4阪神、15回戦、阪神10勝5敗、18日、神宮)フランスの作家バルザックは深夜2時から朝6時まで、午前9時から正午まで、そして午後1時から夕方6時までと、延々20年間、働きづめに働いたといわれる。

 あ、断っておきますがけっしてバルザックはサンスポの「虎ソナ班」で働いていたわけじゃおまへん。『人間喜劇』という小説をシコシコと書いていたんです。その彼は『ゴリオ爺さん』という作品のなかで「偉くなりたい。金持ちになりたい!と願うことは、ウソをつき、こびへつらい、いつわることを“決心”したことではないのか…」と言っている。

 しかしねぇ…そう思ってどこが悪い? 虎ソナ担当のゴリオ爺さんとしてはズーッと「偉くなりたい。金が欲しい。出来れば女房が…ゴホゴホ」と思っておりマスんです。

 おまえは何をガタピシとぬかすのか…と思われたでしょ。そうです。そういう“邪悪だけど本音”の部分はこの時期は甲子園の高校野球を見ますと、すっかりきれいに洗い流されるんです。長々と行数を浪費して言いたかったのはコレです。なんでこの真夏の高校野球を見て、若者達の笑顔と涙と必死な姿をみますと…いかに自分がウス汚いジジィになってしまったのか…と恥ずかしくなると言いたかったのです。

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