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大谷2世だ!浦学・渡辺、10K初完封 準々決勝で大阪桐蔭も斬る/甲子園

大谷2世だ!浦学・渡辺、10K初完封 準々決勝で大阪桐蔭も斬る/甲子園

8強進出を決めた浦和学院ナインは、笑顔で応援席に向かった

8強進出を決めた浦和学院ナインは、笑顔で応援席に向かった【拡大】

 今年3月に右肘靱帯(じんたい)を損傷。リハビリを経て5月上旬に練習を再開した。南埼玉大会の準決勝、決勝で先発し、甲子園でも初戦(2回戦、仙台育英)を6回3安打無失点。今大会は15イニング連続無失点と急成長を見せる。

 1メートル90、90キロと恵まれた体格で背番号「11」を付けた姿を見た元巨人の三浦貴コーチから、「大谷(エンゼルス)のようになれ」とハッパをかけられ、映像を見たり、自己流で“大谷流”のツーシームをマスターして結果につなげている。

 渡辺の原点は、この日もアルプス席で応援した父・信次さん(50)=造園業=の教えにある。信次さんは、埼玉県羽生市に約300坪の畑を所有、管理している。信次さんが木登り用に植えたブナやカシにまたがり、夢中で登っていくうちに、自然と腕力がついた。2人の兄と一緒にキャッチボールを始めたが、広い敷地で他人に投球が当たる心配もなく、暴投を恐れず常に全力投球した。ティー打撃用ネットも張られ、春日部工野球部で捕手の経験を持つ父も加わり打撃練習の日々。羽生東中野球部時代は県大会出場と、着実に成長していった。

 「球速が全てではないが、やっぱりロマン。夏が終わるまでに155キロを出したい」

 32年ぶりの8強入りに貢献した渡辺は、次を見据えた。18日の準々決勝の相手は優勝候補の大阪桐蔭。言葉どおり、全力投球をみせる。 (赤堀宏幸)

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  • 渡辺は、ダイナミックなフォームでスタンドを魅了。大舞台で高校初の完封勝利を成し遂げた(撮影・佐藤徳昭)
  • 二松学舎大付戦に先発した浦和学院・渡辺=甲子園
  • 5回、適時打を放つ浦和学院・矢野=甲子園球場(撮影・渡辺恭晃)
  • 3回、適時打を放つ浦和学院・矢野=甲子園球場(撮影・渡辺恭晃)
  • 3回、適時打を放つ浦和学院・中前=甲子園球場(撮影・渡辺恭晃)
  • 3回裏浦和学院1死一塁、中前が左中間に先制三塁打を放つ=甲子園
  • 3回裏浦和学院1死三塁、矢野が中前に適時打を放つ。捕手山田=甲子園
  • 浦和学院・甲子園成績
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