2018.8.14 10:00(2/3ページ)

【科学特捜隊】パ首位打者争いの行方 鷹・柳田、日本ハム・近藤、西武・秋山三者三様の持ち味

【科学特捜隊】

パ首位打者争いの行方 鷹・柳田、日本ハム・近藤、西武・秋山三者三様の持ち味

特集:
科学特捜隊
日本ハム・近藤

日本ハム・近藤【拡大】

 (2)甘い球を逃さない 投球ゾーンを高め、真ん中、低めで3分割すると、真ん中の打率ランキングのトップ5に3人が入る。中でも柳田は・519で断トツ。打ちやすい球をミスヒットせずに確実に安打にすることが首位打者への近道だ。

 対照的な特徴もある。例えば初球スイング率。柳田はトップの49・7%で、2打席に1回は初球をスイングしている。一方、近藤は最低のわずか9・5%。10打席に1回しか振らない計算だ。秋山は平均(25・4%)に近い27・8%だから、両者はかなり特徴的。超積極的な柳田と、超慎重派の近藤という特色がよく出ている。1打席あたりの投球数は柳田が3・8、秋山が4・0、近藤が4・8。特徴通りの数字が残る。

 投球の高さ別打率では、秋山がランク2位で高めを得意とする。柳田は7位、近藤は13位だ。逆に近藤は低めでトップ。柳田は9位、秋山は12位にとどまる。秋山は明らかな「ハイボールヒッター」で、近藤は「ローボールヒッター」。それぞれのスイング軌道や得意不得意でヒットゾーンが異なってくる。

 選球眼を表すボールスイング率は、近藤が16年の28%からビジョントレーニングを本格的に導入した17年に12%と劇的に改善させ、今年も19%と高水準。打率も16年・265→17年・413(ともに規定打席未到達)と結果に直結している。秋山も23%と悪くない数字だが、柳田は32%とやや多い。好球必打の近藤、秋山と、ボールを選ばずにどんどんバットを振る柳田、と3人のコントラストがここでも現れた。

【続きを読む】

  • ソフトバンク・柳田
  • 西武・秋山
  • パ・打率5傑
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. プロ野球その他
  5. 【科学特捜隊】パ首位打者争いの行方 鷹・柳田、日本ハム・近藤、西武・秋山三者三様の持ち味