2018.8.12 20:41

阪神は糸井と福留が元気いっぱいにアベックアーチ!

阪神は糸井と福留が元気いっぱいにアベックアーチ!

1回、二塁内野安打を打つ阪神・福留=横浜スタジアム(撮影・岩川晋也)

1回、二塁内野安打を打つ阪神・福留=横浜スタジアム(撮影・岩川晋也)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA-阪神、17回戦、12日、横浜)世のおじさんたちが猛暑に参っている夏でも、チームが過酷な長期ロード中でも、このベテラン2人には関係ない。阪神の中軸にドッシリと座る糸井と福留が元気いっぱいにアベックアーチだ。まずは0-0の一回二死。福留が二塁内野安打で出塁すると、糸井がすかさず14号2ランを放った。

 「(福留)孝介さんが走って出塁してくれたので、自分も後ろに繋ぐ意識で打席に入りました。きょうはルーキーの馬場が先発なので、先制点を取ることができてよかったです」

 立ち上がり。ポンポンと二死を取り、3者凡退で切り抜けようとしていた今永に対し、福留が放ったのはボテボテの二塁前へのゴロ。懸命に走り一塁セーフとなった。そして、打席には糸井。カウント0-1から鮮やかに振り抜くと、高い放物線で右中間席へほうり込んだ。福留の全力疾走に報い、D1位右腕の馬場へと贈る値千金の一発が飛び出した。

 この試合までの糸井の8月の成績は打率・478(30打数11安打)、1本塁打、6打点と大変なことになっていた。右腓骨の骨折はまだ完治していないはずなのだが…。

 9日の巨人戦(東京ドーム)では同点の八回に天井をかすめる、推定飛距離145メートルの“ブッ飛んだ決勝弾”も放った。チームは前日11日には今季の横浜スタジアムでの戦績を1勝9敗とし、今季初の3カード連続勝ち越しを決めたが、原動力は間違いなく、復活した超人のバットだった。

 馬場は三回途中に逆転を許し降板してしまったが、そのまま黙って引き下がる虎ではなかった。直後の四回先頭。初球、セーフティーバントの構えを見せたのは、キャプテンの福留だった。何としても流れを取り戻す、「執念」がにじみ出た。そして、カウント2-1からの4球目を一閃。右翼席中段まで到達する、特大の11号ソロで3-4の1点差に迫った。

 糸井と福留、2人のアベックアーチは昨年5月27日のDeNA戦(甲子園)と、同8月23日のヤクルト戦(神宮)以来、今季初で通算3度目だ。過去の2戦はいずれも勝利している。勢いをホンモノとするためにも、何としても同一カード3連勝が欲しかった。頼もしいベテランを先頭に、打ち合いに挑んだ。

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  • 1回2点本塁打を放ち、ベンチ前でハイタッチをする阪神・糸井=横浜スタジアム(撮影・岩川晋也)
  • 1回、先制の2点本塁打を放つ阪神・糸井=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)
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