2018.8.12 08:00

【佐野慈紀のピッカリ診断】先頭打者打ち取りリズム作った小野、三回までの投球理想的

【佐野慈紀のピッカリ診断】

先頭打者打ち取りリズム作った小野、三回までの投球理想的

特集:
佐野慈紀のピッカリ診断
汗を飛ばしながら投球する阪神・小野=横浜スタジアム(撮影・岩川晋也)

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 (セ・リーグ、DeNA3-8阪神、16回戦、阪神12勝4敗、11日、横浜)欲を言えば、小野には八回を投げ切ってほしかった。が、最近の阪神の日本人投手では極めて珍しい、先発して七回以上の投球。自信を持ってほしい。

 長いイニングを可能にしたのは、もちろん味方の援護も大きかったが、小野の「先頭打者に対する意識」がプラスに働いたから。ストライクを先行させることでリズムが良くなり、先頭打者を打ち取ることで、投げやすい状況が作れていた。三回までの投球は理想的。

 逆に四回の2失点は先頭のソトへ、簡単に打ち取ろうとして不用意な高め直球を投げてヒットを許したミスが響いた。小野の悪い癖でもある。この不用意さが、これまで長いイニングの投球をできなくしていた最大の要因。七回の失点に直結した先頭の大和の二塁打も、ど真ん中の直球だった。

 どうすれば長いイニングを投げられるか。この日の投球でヒントをつかんでもらいたい。今の阪神で、七回以上投げてくれるのはメッセンジャーぐらい。小野には、それを可能にする潜在能力は十分にある。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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