2018.8.12 05:02

白山“下克上物語”終幕…愛工大名電に完敗、東監督「また一から」/甲子園

白山“下克上物語”終幕…愛工大名電に完敗、東監督「また一から」/甲子園

スタンドへのあいさつを終えて引き揚げる白山ナイン。川本部長も無念の表情だった (撮影・萩原悠久人)

スタンドへのあいさつを終えて引き揚げる白山ナイン。川本部長も無念の表情だった (撮影・萩原悠久人)【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会第7日第4試合(白山0-10愛工大名電、11日、甲子園)春夏通じて初出場の白山(三重)は、初戦の2回戦で12度目出場の愛工大名電(西愛知)に0-10で敗れた。

 一昨年まで三重大会で10年連続初戦敗退していた県立校は「日本一の下克上」を合言葉に夢舞台を存分に駆け回った。辻主将(3年)は「悔いはない。僕たちの力」と潔く負けを認め、東拓司監督(40)は「負けたことは悔しいが、選手たちは持てる力を振り絞って頑張ってくれた」と充実感を漂わせた。

 人口1万1000人の津市の山あいの町から出た代表の晴れ舞台を見届けようと、約3500人がバス50台で駆け付けた。5年前に部員が5人だった頃からチームを見る川本牧子部長(40)は「八回の攻撃で大声援をいただいたときは涙が出た。気持ちに応えられるチームになりたい」と目を赤くした。

 「また一から甲子園を目指したい」と東監督は誓った。弱小校が甲子園を目指す人気漫画になぞらえ“リアル・ルーキーズ”とも注目された白山。物語はまだ終わらない。 (月僧正弥)

先発して7回8失点だった白山・岩田「打球の速さが違うと思った。こういう経験は高校生しかできないので、いい思い出」

遊撃で再三の好守を見せた白山・栗山「応援がすごく聞こえて、『応えないと』という責任感がいいプレーにつながった」

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